0001砂漠のマスカレード ★
2019/12/07(土) 12:03:11.31ID:sVhuGL3w9これまでは高校野球やボクシングが圧倒的な人気で、近年ではバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスや、卓球Tリーグの琉球アスティーダ、サッカーJリーグのFC琉球も根付いている。
そんな沖縄で、11月1日にK-1のジムがオープンした。その名も「K-1ジム琉球」。
沖縄本島の中部、北谷町に居を構える。沖縄随一の外国人観光地「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」の入口に、鮮やかなブルーのボードが掲げられている。
今年はK-1が活況で、11月の横浜アリーナでは満員御礼、年末には名古屋で大会が組まれている。
軽量級に実力派の日本人ファイターが揃い、女性ファンを中心にかつての人気を取り戻しつつある。
沖縄に感じるファイターの土壌。
そのK-1の新たな挑戦が、沖縄でのジム設立だった。K-1のオーナーでもある矢吹満氏は、こう話していた。
「K-1のルーツは空手です。その空手発祥の地である沖縄にK-1ジムをオープンすることができたことに、運命と可能性を感じます。この場所に帰ってくるべくして帰ってきたのかもしれません」
沖縄とK-1の相性について、プロデューサーの中村拓己氏はこう分析する。
「沖縄の子どもたちの身体能力は素晴らしいですから。ボクシングに見られるように、非常に能力の高いファイターが生まれる土壌があります。格闘技人口も、まだ増えると見ています」
魔裟斗「特に野球をやっていた子」
また、幼少期に沖縄で生活していた経験を持つ、K-1元世界チャンピオンの魔裟斗氏も「沖縄は質の良い、面白い選手が育つんです。
特に野球をやっていた子は下半身を含めてフィジカルが強いので、K-1に向いています」と言う。
高校野球を引退した子が、K-1ジム琉球の門を叩く流れができれば理想的だ。
「沖縄から世界チャンピオンを」を合言葉にスタートしたこのジムの代表を務める小鉄は、沖縄の土地に魅力を感じてK-1ジム目黒からやってきた。
「世界チャンピオンを生み出せるかどうかは僕次第かもしれません。能力の高い選手はたくさんいるので、あとはどう指導していくかです」
世界チャンピオンは生まれると思う。
現在のK-1は武尊を筆頭に、軽、中量級の選手たちが身体能力を武器に華やかな試合を見せて人気を博している。
沖縄には、この階級に当てはまる体格の逸材が多い。現K-1KRUSH FIGHTウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルも、「沖縄の選手には独特のリズム、躍動感がある。
僕らも惜しむことなくスキルを提供したいし、ここで合宿も行なってみたい。いずれ必ず、沖縄から世界チャンピオンが生まれると思う」と話した。
年の瀬、格闘技が活況を呈す季節になった。観光業の活況で経済的に成長する沖縄で、K-1ジム琉球は根付くことができるのか。
沖縄にとっても、K-1にとっても興味深い。
(「格闘技PRESS」田中大貴 = 文)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191207-00841714-number-fight
12/7(土) 11:41配信