今年の収穫に感謝し来年の五穀豊穣を祈願する師走の風物詩「裸もちつき」が米沢市で行われている。

米沢市の千眼寺保呂羽堂で行われる裸もちつきは江戸時代から続く伝統行事。午前5時半から始まり、裸にさらしを巻いた保存会の男衆が「千本杵」と呼ばれる長い杵を持ち、独特の歌に合わせて威勢よく餅をついていく。

最後に豪快に天井へと餅を突き上げていた。できた餅は雑煮や納豆餅あんこ餅にして振舞われ、地元の人たちがつきたてを味わっていた。

(米沢市の女性)

「今年はいいことがたくさんあった。来年も続くようにお餅をいただいて願っている」

保呂羽堂では4日、一日で約500キロの餅がつかれる。

https://sp.fnn.jp/posts/6903SAY/201912041246_SAY_SAY