『逃亡者』のリメイク映画の監督が、映画『フロム・ヘル』『ザ・ウォーカー』などで知られるアルバート・ヒューズに決定した。Deadlineほか複数メディアが報じている。

 本作は、『ステップ・アップ』シリーズを手掛けたエリック・フェイグが、ワーナー・ブラザースのもと製作予定。『ブロークンシティ』のブライアン・タッカーが脚本を執筆する。

 これまでデヴィッド・ジャンセン、バリー・モース共演で、1963年〜1967年まで放送されたテレビ版「逃亡者」は最終回に視聴率50%を獲得するほど人気を博し、そのテレビシリーズを映画としてリメイクしたのが、1993年のハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ共演の映画『ハリソン・フォード 逃亡者』。そのストーリーは、妻殺しの罪を着せられた医師が、警察に追われながらも真犯人を見つけ出していくというもの。映画版は、アカデミー賞7部門にノミネートされ、トミー・リー・ジョーンズがアカデミー賞助演男優賞を受賞している。

 現在、ストリーミング配信サービスQuibiでキーファー・サザーランド、ボイド・ホルブルック共演で「逃亡者」のテレビシリーズが進められている。Quibi版「逃亡者」は、ロサンゼルスの地下鉄での爆発事件が起きた際に、ソーシャル・メディアによって間違えて犯人に仕立て上げられた男と、その男を追う人物で構成されるようで、現代的にアップデートされた設定で描かれることになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

2019年12月2日 22時05分
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