浦和の元日本代表DF森脇良太(33)が契約満了に伴い今季限りで退団することが2日、分かった。高い技術を武器に主にCBとして活躍。前節のFC東京戦にも先発するなど在籍7年間で182戦11得点。時に激しく厳しいプレーで多くのタイトル獲得にも貢献してきた。7日のG大阪戦が浦和でのラストマッチとなる。

 優勝した17年ACLの決勝T1回戦、済州戦の第2戦で決めた延長後半9分の“涙の決勝弾”は今も記憶に新しい。明るいキャラのいじられ役で練習熱心。選手の信頼は厚くサポーターからの愛あるブーイングはもはや“お約束”、ピッチ内外で人気を博した。関係者によれば既に複数のクラブが獲得に興味を示しているという。

 ◆森脇 良太(もりわき・りょうた)1986年(昭61)4月6日生まれ、広島県出身の33歳。広島ユースから05年にトップ昇格。13年に恩師のペトロヴィッチ氏(現札幌)が監督を務める浦和に加入。主にCB、右アウトサイドでプレー。15年第1ステージ、16年第2ステージ、16年ルヴァン杯、17年ACL、18年天皇杯でタイトル獲得。日本代表で国際Aマッチ3戦出場。1メートル77、75キロ。

スポニチアネックス 12/3(火) 5:00配信
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