サッカーJ2のV・ファーレン長崎は28日、来年1月1日付で退任する高田明社長(71)の後任に、高田氏の長女春奈氏(42)が同月2日付で就任すると発表した。
現在のJリーグ55クラブでは唯一の女性社長となる。

春奈氏は大学卒業後、ソニーを経て2005年にジャパネットホールディングス(HD)の人材開発を担う関連会社を設立。
15年にHD取締役とHD子会社社長に就任し、現在は社長業の傍ら東京大大学院で学んでいる。

長崎県佐世保市のジャパネットHD本社で記者会見した春奈氏は「このクラブを世界一にしたいと思った。
父のようなカリスマ性はないが、スポーツの素晴らしさと平和を長崎から伝えるクラブを目指したい」と抱負を語った。

長崎は17年2月に債務超過が発覚。ジャパネットHDが完全子会社化し同年4月、通販大手ジャパネットたかた創業者の高田氏が社長に就任し経営を立て直した。
HDの社長は春奈氏の弟、旭人(あきと)氏(40)。【浅野翔太郎】

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11/28(木) 19:38配信

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