0001砂漠のマスカレード ★
2019/11/26(火) 06:31:17.18ID:MJWAkTDx9プロの壁にぶち当たった1年目。2軍では108試合で打率2割1分、2本塁打、33打点。1軍では2試合で2打数2三振だった。
「自分が思っていた以上に体が弱かった。それが一番。(今は)取り組むべき優先順位が決まってきている。2度のけがで出遅れても試合で使ってもらって、やっとやるべきことが明確的になってきたところ」
春季キャンプはけがで出遅れたが、秋はフェニックス・リーグとキャンプを完走した。1日7時間以上のハードなトレーニングをこなしながら、体重はシーズン中より2キロも増加した。
「めちゃくちゃ食べるようにしてます。無理に? それもある。高校生の80キロと今の80キロでは全然違う。数字だけでは分からないところ。
体を大きくするのはもちろん、やっぱり野球をしっかり続けていく中で、練習してつく筋肉で大きくならないといけない」
1軍デビューは9月29日の阪神戦(甲子園)。ジョンソンに空振り三振を奪われ、翌30日も岩崎を相手に空振り三振に倒れた。
「少ないチャンスということは分かっていたので、何とかしてものにしたいという気持ちだった。新人だから真っすぐで、という勝負じゃなかったのはいい経験。
プロでも中継ぎ、リリーフは簡単に打ち崩せない。左打者(対策)で左投手がきたりするので、それを1球で仕留めないと。打てるチャンスもあったので、すごい悔しかった」
日本ハム・吉田輝、ロッテ・藤原、広島・小園との“BIG4”では最も遅い1軍デビュー。強く印象に残っているのは初実戦となった3月9日の教育リーグ・阪神戦(鳴尾浜)だ。
「(メッセンジャーから空振り三振だったが)こういう(一流投手の)ボールをもっともっと打ちたいなという気持ちになった。高校野球、アマチュアではないような景色だった」
秋季キャンプから外野にも挑戦している。
「難しい…。難しいと思っているから難しいのかもしれないけど。もちろん遊撃にこだわりはあるが、今の段階では、外野の守備が自分の可能性を広げてくれると思って取り組んでいる。
1軍に出るチャンスが少しでも広がるなら(外野挑戦は)プラスしかない」
ウエスタンではリーグワーストの127三振。秋季キャンプでは主軸の高橋にアドバイスを求めるなど、貪欲に学ぼうと躍起だ。
「周平さん(高橋)がどんな打ち方をしているのかテレビでは見ていたが、何を大事にしているのか、もっとこうしたいんだというのを聞いた。自分の引き出しが増えた。
(具体的には)言えないですが…、周平さんはいろいろなことを試してきたと。すごい勉強になった」
今オフはドラフト1位で東邦・石川が入団。与田監督は将来の構想として「3番・根尾、4番・石川」を描いている。
「将来のことは正直わからない。まずは今やれることに集中し(監督が)思い描いた形になるのがベストなら、そこにはまれるように頑張りたい」
◆根尾の1年目
▽1月23日 ナゴヤ球場で合同自主トレ中、ベースランニングで負傷。右ふくらはぎの軽度の肉離れ
▽3月15日 ウエスタン開幕戦のオリックス戦(ナゴヤ)で5打数無安打。翌16日の同戦でエップラーから公式戦初安打
▽4月16日 同・阪神戦(ナゴヤ)の守備で相手走者と交錯し、左人さし指を負傷。8針縫う
▽7月11日 フレッシュ球宴(楽天生命)。先発出場も4打数無安打2三振
▽9月27日 広島戦(マツダ)で初の1軍昇格
▽同29日 阪神戦(甲子園)で初出場。プロ初打席は3球三振
◆根尾 昂(ねお・あきら)2000年4月19日、岐阜・飛騨市生まれ。19歳。
小学2年時に野球を始め、中学時代は「飛騨高山ボーイズ」でプレー。
3年時に野茂英雄氏が総監督を務める「NOMOジャパン」に選出される。
大阪桐蔭では1年夏からベンチ入りし、4季連続で甲子園に出場して優勝3度。18年ドラフト1位で中日入団。
177センチ、80キロ。右投左打。来季年俸は今季から200万円減の1300万円。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191126-11260012-sph-base
11/26(火) 6:00配信