<明治安田生命J2:横浜FC2−0愛媛>◇最終節◇24日◇ニッパツ

横浜FCが愛媛を下し、J2で2位となり13年ぶりのJ1昇格を決めた。FWカズ(三浦知良、52)は後半42分から出場し、ホームのピッチ上で昇格の瞬間を迎えた。
来季の契約はこれからだが、カズは12月のグアムキャンプを予定し来季の開幕へ向け始動する。

カズの一問一答は以下の通り

−13年ぶりの昇格に

ホームで、たくさんのサポーターの前で最高の形で昇格できた。みんなとその輪に加われたのは誇りに思いますし、光栄に思います。感動しました。
その半面、自分はベンチ外が多かったし、試合に出られない日が続いたので。悔しい思いもたくさんあります。でも、それは当たり前だと思います。

−13年ぶりのJ1のイメージは

J2の昇格は年々、厳しくなっていると言われていると思うんですけど、その厳しさよりJ1定着はさらに厳しくなると思います。
実際、名古屋、神戸も前節に残留を決めるレベルのリーグ。今の自分たちは、このままでは前回の07、ダントツで最下位で落ちたと思うんですけど。
そうならないよう、クラブとして13年間で成長した姿をJ1でアピールしたいと思います。でも、そんなに簡単な話ではない。

−今日は7カ月ぶりの試合出場だった。

これだけ経験を積んできて、きっと皆さんは僕は緊張しないと思っているかもしれませんが、今日は不思議と、試合前から緊張しましたね。初めてですね。
ベンチに座っていても常に緊張している状態になったのは初めてでしたね。

−その緊張はなぜ

チームがこの昇格のチャンスを逃しては絶対にいけないと。負けて大宮が勝っていればプレーオフで。プレーオフの難しさは過去2回味わってますし、去年は3位では何の意味もないと味わいましたし。
ここまできて、このチャンスを逃してはいけないところから来ていたんですかね。
逆に、(22歳の)松尾(佑介)とか(18歳の斉藤)光毅とかが、全然、リラックスしていて「恥ずかしいな」と。
松尾が横にいて「緊張しないの?」ときいたら「全然、しないっすね」と軽く言ったので「すごいな」と。頼もしいですよね。

−出番の時も緊張したか

ピッチに立つと、逆に一番落ち着く場所ですね。

−13年前の昇格では「40歳カズJ1」と見出しになっていた。来季は53歳で迎えるJ1になる。

40歳で立って、まさかね…。でもこの瞬間を信じてずっとやってきましたけど。思っていてなかなか、達成できることではない。
僕は今日のピッチもそうですけど、みんなに立たせてもらったなという感じがしますね。若い選手、クラブ、サポーターに支えられて、今日は立てたなと。本当に感謝したい。
ここまで連れてきてくれたチームメートにも感謝したい。ベンチ外の人間のモチベーションも大変だったと思う。それでも文句言わずに「やらなくてダメ」と言い続けてましたから。
10代、20代、30代のベンチ外の選手も大変でしたけど、彼らがいなければやはり、ここにはこれなかった。みんなで勝ち取った昇格だと思います。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-11241152-nksports-socc
11/24(日) 21:29配信

https://public0.potaufeu.asahi.com/db15-p/picture/19017894/bcd79bac2b45cd6c29a81a4201691b3b_640px.jpg
https://amd.c.yimg.jp/amd/20191124-00000051-asahi-000-1-view.jpg
https://hochi.news/images/2019/11/24/20191124-OHT1I50148-L.jpghttps://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/4/4/44b59_50_4b30e6f7_053ba86d.jpg