東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の浜で、地元の特産品を集めたイベントが震災後、9年ぶりに復活しました。

 気仙沼市の階上地区で、震災後初めて開かれた「荒磯まつり」。地元で獲れたカキ2000個が振る舞われたほか、アワビやウニなどが市価の2割から3割引で販売されました。

 震災前は毎年開かれていたこのイベント。津波で地区が壊滅的な被害を受けたため開催できずにいましたが、復興が進み、9年ぶりに再開することができました。

 「うれしい。本当に何と言ったらいいか。何とも言えない気持ち。人が集まるのは」(地元の住民)

 久しぶりの浜のにぎわいに、地元の人たちは感慨無量の様子でした。

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