大学時代、大嫌いな英語の授業で、みんなの前でアメリカ人の先生と英会話をしなければいけない、という大嫌いな時間がありました。

 順番が回ってきた私は、30歳くらいの金髪白人男性の先生に向かって、スポーツの話をしました。サッカーを見るという話をしながら、私は何気なく

 "supporters of soccer"

 という単語を使いました。その瞬間、そのアメリカ人教師は

 "サ、サポーター? Aahahahaahhh!!"

 と、私を指さしながら、1分半くらい笑いつづけました。

 素直に"fans of soccer"と言えば良かったんですが、なんとなく使っちゃったんですよねー。
"supporter"という単語は、「お金や労働力を拠出する支援者」という意味か、股間の前の防護具の事だ、と身振り手振りで言われました。ただ応援に行くような人の意味には使わない、と。

 確かに、「Jリーグのサポーター」という言葉には、ある種の偽善っぽさ、ごまかしが感じられる「造語のような響き」を感じます。