将棋の第４６期岡田美術館杯女流名人戦（主催＝報知新聞社・日本将棋連盟、特別協賛＝（株）ユニバーサルエンターテインメント）の女流名人リーグ最終一斉対局が２０日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、谷口由紀女流二段（２６）が女流名人初挑戦を決めた。

　来年１月に開幕する５番勝負で里見香奈女流名人（２７）＝清麗、女流王座、女流王位、倉敷藤花＝に挑戦する。

　リーグに参加している１０人の女流棋士による５対局。７勝１敗で首位タイの伊藤沙恵女流三段（２６）は香川愛生女流三段（２６）に敗れた。同じく７勝１敗の谷口由紀女流二段（２６）は藤田綾女流二段（３２）に勝ち、通算８勝１敗でリーグ優勝。挑戦権を獲得した。

　谷口は１９９３年、大阪府大阪狭山市生まれ。森信雄七段門下。２０１０年に女流棋士に。１６年の女子オープン、倉敷藤花戦、１８年の倉敷藤花戦で３度のタイトル挑戦経験はあるが、獲得はない。第一人者の女流５冠を相手に悲願の初タイトルを目指す。

11/20(水) 15:48配信 スポーツ報知
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谷口由紀女流二段
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