0001牛丼 ★
2019/11/20(水) 16:42:16.79ID:SfqOZeOP9秋のマダイ釣りは、数釣りが有望だ。春の乗っ込み期とならんでベストシーズン。ここまで竜一丸は台風15号などの被災もあって、約2か月にわたる長期休業を余儀なくされた。しかし、今月2日から出船を再開した。安西竜一船長(43)も「やっと海に出られるようになりました。これからはどんどん釣ってもらいます」と、やる気満々だ。
マダイも再開を待っていたかのように食いがいい。連日のように1キロオーバーが釣れ、6日の午前船でトップ12尾を記録、10日には6・7キロの特大サイズが仕留められた。
取材した日も館山市の石田渉さん(70)が1・4キロのマダイを上げた。石田さんは、いつもはイサキ釣りで使うオモリ負荷20号の1・5メートル竿で狙っていたので、このサイズでも竿は大きな弧を描いた。「竿が軽くて軟らかいので、引きがダイレクトに来ます。取り扱いも楽ですね。大きいのが来ても大丈夫ですよ」と、マダイの引きを堪能した。
釣り場の水深は30〜50メートル。中盤になると、マダイの活性が上がってきた。船内には次々と「来たよ」「食った」と歓声が行き交った。そんな中、右舷船首に席を取った江戸川区の三橋浩さん(54)は、周りの釣り人とは違う仕掛けを使っていた。8号ハリスの3本バリ。これで1キロ級と0・5キロ級のマダイを一荷で上げた。「大物が来てもいいように、太めのハリスにしています。ハリが多いので餌取りにも強いですよ」と、特製仕掛けの効用を語った。
この日は大型こそ釣れなかったが、乗船者全員がマダイを手にした。安西船長は「水温が22度台に下がり、マダイの適水温になりました。これから潮の流れも緩くなるので、水深70メートル前後の深場で大型も狙えますよ」と、さらなる大ダイに期待している。(田中 清)
◆誕生日祝いタイ
マダイは魚の王様といわれるだけに祝いの席には欠かせない。前日に誕生日を迎えた横浜市の堀切健治さん(63)はマダイを上げると、「これは私の誕生日用です」とにっこり。「(竜一丸が出船を再開した)2日は、かみさんの誕生日用にと乗船し、第1投で最初のマダイを上げました。翌週は息子用を狙いました。この時期はマダイの食いが良いので通っちゃいますね」という。堀切さんはハナダイやイナダなども上げ、五目釣りを達成した。
https://hochi.news/articles/20191119-OHT1T50229.html