歌手で俳優の福山雅治と女優の石田ゆり子が13日、映画『マチネの終わりに』公開記念舞台挨拶に西谷弘監督とともに出席。石田がクラシックギターを購入したことを明かし、周囲を驚かせた。

【写真】透けた衣装が色っぽくて可憐な石田ゆり子
 本作は、芥川賞作家・平野啓一郎の同名小説を原作とする大人の恋愛ストーリー。東京・パリ・ニューヨークを舞台に、天才クラシックギタリストの蒔野聡史(福山)やパリ在住ジャーナリストの小峰洋子(石田)を中心に、細やかな心情の変化を描く。

 同作の反響について福山は「もう1回観たいですという感想が多いですね。『もう1回観てね』と言ってるんですけど(笑)」とコメント。石田は「さまざまな感想をいただきますが、40代50代の男性が『すごく泣きました』とか『昔のことを思い出しました』とか言ってくれます」と話した。

 また石田は、パリの撮影スタッフがとても愛情深い人物だったと振り返り、「投げキスとかしてくれるんですよ。抱きしめてくれたり」と説明。司会から「日本ではありえないことですね」と感想があがると、福山は「石田さんを突然抱きしめたらその人クビですよ。出禁ですよね」と笑った。

 福山と石田は、劇中のクラシックギターに大いに魅せられた様子で、福山は「1年半くらいの間に4本買いましたからね。ステージで使っているのも入れたら6本ですね」と告白。「『そんなにお金持ってんの』みたいに思われるのも」と苦笑しつつ、「爪も伸ばすようになり、撮影は終わってるんですけど、今も伸ばしてるんですよ。伸びた爪も僕にとって出会いですね。自分の爪もひとつの楽器」と感慨深げだった。

 一方の石田も「すごくハマってしまって、本当に好きなんですよ。このサウンドトラックも1日中聴いていて」とクラシックギターの音色を気に入っているそう。続けてためらいがちに「言っていいのかな。実は私もギターを買いまして」と明かすと、会場には驚きの声が。

 福山も「初耳!」と驚くなか、石田は「聴いている内に頭がおかしくなってきて、出来る気がして(笑)。この年から出来るならやってみようと思って」と吐露。「もし上手になったらなにか一緒に」と福山とともに演奏する機会を熱望していた。

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