レアル・マドリーに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが自身に対する批判について言及している。スペイン『アス』が伝えた。

2018年夏に鳴り物入りで加入したものの、安定しないパフォーマンスに、昨季は混迷極めたチームの成績の悪さもあり、批判に晒されることが少なくないクルトワ。今季も開幕から失点が絶えず批判の的に。

とりわけ、前半で交代させられた先月のチャンピオンズリーグ(CL)のクラブ・ブルージュ戦では、試合後に一部メディアからマドリディスタの厳しい批判に対処できず、不安発作を起こしているのではないかとあらぬ噂が流された。後にクラブが医師の診断結果を明かす異例の声明を出すなど、思わぬ騒動に発展していた。

しかし、直近5試合でクリーンシートを達成し、ラ・リーガやCLでも上位をキープするチームに貢献。マドリー加入以降、最長となる5試合連続無失点で自身も調子を上げている。

ユーロ2020予選の第9節と10節を戦うため、ベルギーに戻ったクルトワは記者団に対して、批判は期待からくるものだと主張。メディアなどからの厳しい意見もあったが、ジネディーヌ・ジダン監督からは信頼を感じていたようだ。

「僕はメディアを気にしない。監督やチームメイトが言うことだけに注意を払っているよ」

「自身の能力を疑うことはないんだ。僕は世界最高のGKの1人だ。それが時に批判する理由になってしまっているけどね」

「僕は落ち着いているよ。セルタ戦やセビージャ戦、アトレティコ・マドリー戦、その他の試合でも好セーブを見せてこれたからね。良い状態でプレーできているし、良い形でシーズンを始められることはわかっていたことだ。これからも続けていかなければならないね」

「ジダン監督からファーストチョイスで居続けるよう言われたんだ。そして集中を続けるよう要求された。彼は僕をいつも信じてくれていた」

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