マンチェスター・シティのベルナルド・シウバがチームメイトのバンジャマン・メンディへのツイートを巡って、1試合の出場停止並びに罰金の処分を科された。

シウバは9月、自身の『ツイッター』で、メンディの幼少期とスペインのチョコレート菓子ブランド『Conguitos』のキャラクターを合わせた写真を投稿。「これは誰だと思う?」というメッセージとともに泣き笑いの絵文字を2つ入れてツイートし、フランス代表DF自身も泣き笑いの絵文字付きでリプライした。

モナコ時代からのチームメイトである両選手の仲の良さをうかがわせるツイートだが、一部では黒人への人種差別行為であると非難されて炎上騒動に発展。ポルトガル代表MFはこのツイートをすぐに削除し、後に「近頃は友人とジョークを言うことさえも許されないのか…」と嘆いていた。

これを受け、イングランドサッカー協会(FA)は、シウバの問題のツイートへの調査を開始。そして13日、FAは処分を発表し、同選手のツイートを「侮辱的で、不適切で、フットボールへの信頼を失墜し、規則に抵触するもの」と断罪する。

この件が報じられたころは、最低でも6試合の出場停止が科される可能性があったが、人種差別や侮辱の意図がなく、情状酌量の余地があるとして、1試合の出場停止及び、5万ポンド(約700万円)の罰金処分を下すことが決定した。

なお、シウバの出場停止処分はインターナショナルブレイク明けの23日に予定されるチェルシー戦で適応される模様。マンチェスター・Cはここまでリーグ戦5ゴールをマークするキーマンを欠いて、好調のフランク・ランパード監督率いるチームと対戦することになる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00010000-goal-socc