金沢市の星稜高校サッカー部で、河崎護総監督(60)による部員への暴力や暴言があったとされる問題で、同校を運営する稲置学園は15日、「暴言や暴力は事実だった」とする調査委員会の中間報告を発表した。

 同学園によると、河崎総監督は調査委の聞き取りに対し、10月14日に行われた県外チームとの試合で、部員に「このあほ」「ぼけ」などと暴言を吐き、審判から口頭で注意を受けたと説明。部員に体当たりする暴行を加えたことも認めたという。

 中間報告を受け、同学園は河崎総監督に対し、処分の決定まで無期限の自宅待機を命じた。同学園は「二度とこのようなことが起きないように、一刻も早く調査を進めて再発防止に努めたい」としている。

 河崎総監督は1985年に監督に就任し、2015年1月には全国高校サッカー選手権大会で優勝。元日本代表の本田圭佑選手らを指導した実績がある。

11/16(土) 11:56配信
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