人気アイドルグループ欅坂46の鈴本美愉(21)がヨーロッパ・マルタ共和国に留学中で、
帰国次第、卒業を発表することが「週刊文春デジタル」の取材でわかった。

鈴本といえば、2016年に「サイレントマジョリティー」でデビューし、同年「第67回NHK紅白歌合戦」出場を果たした欅坂46の1期生。
デビュー当初からフロントメンバーにたびたび抜擢され、センター・平手友梨奈(18)やキャプテン・菅井友香(23)らとともに欅坂46の中枢を担っている。

「鈴本は激しいダンスパフォーマンスから“ダンス職人”と呼ばれています。平手が体調不良で歌番組などを欠席した際には、平手の代わりにセンターを務め上げ、
欅坂46の活躍を陰で支えてきたのは間違いなく鈴本でした。しかし、この冬にリリース予定の9枚目のシングルではまさかの選抜落ち。
最近ではめっきりイベントや音楽番組にも出演していません」(スポーツ紙記者)

今年、欅坂46が2月に唯一リリースした8thシングル「黒い羊」から握手会を休むことが目立っていた鈴本。
5月に行われた同シングルの握手会以降まったく握手会に参加しなくなってしまった。

直近では11月13日(水)に放送された歌謡特番「ベストヒット歌謡祭2019」(日本テレビ系)も欠席した鈴本。だが、地元・愛知にはタイミングが合えば帰省しているという。
幼少期から鈴本と面識があるという近隣の知人には馴染みの安心感からか、こんな話をポロリとこぼしていた。

「半年ほど前、美愉ちゃんとたまたま家の近くで会いましたよ。『東京でも元気にやっている?』と聞くと、
『実家に帰ってくると安心しすぎてついつい寝すぎちゃうんです』と。どこか東京の暮らしでの疲れを隠せないようでした」(地元近隣住民)

取材を進めると鈴本が表舞台に立たなくなった理由が明らかになった。公式発表はされていないが、実は現在、鈴本は日本を離れ、留学しているという。

欅坂関係者が明かす。
「鈴本さんは現在、地中海にあるマルタ共和国に留学しています。鈴本さんは周囲に『グループでの活動に疲れちゃった』と話していました。
年頃の女の子ばかりのグループで、人間関係がうまくいかないことももちろんある。デビューから年を重ねる毎にグループ内の空気は悪くなっていく一方です。

欅坂46での活動に対して精神的に参ってしまった鈴本さんは、気分転換も兼ねて留学を決めたそうです。帰国は来年の予定で、それと同時に卒業を発表する話まで進んでいます」


“平手一強”体制への不満


そもそも、運営の“平手一強”体制に長い間、多くのメンバーが振り回され続けているという状況があります。
たとえば今年、欅坂46が発売したシングルは2月に発売した『黒い羊』1曲のみ。9枚目のシングルは、この冬に発売が予定されているのですが、
9月の選抜発表から2カ月が経った今でもリリース日やタイトルが発表されていない状態です。

実は一度、曲自体は録り終えていたのですが、平手さんが何か気に食わなかったようで、首を横に振った。
そこから曲自体が変わり、録り直しをするという異例の事態になったそうです。それで今回のリリース情報が遅れてしまっているのです」(同前)

現在の鈴本の現状について訊ねるべく、鈴本の母親を直撃した。

――文春です。鈴本美愉さんがマルタに留学していると聞いています。

「私の口からは何も言えないんですよ。知ってることは言いたいんですけど、本当何も言えないんです。申し訳ないです」

――グループに対して不満があるということでは。

「ないです。大好きなんで。メンバーも大好きですし、2期生のこともすごく可愛がっているので」
――留学から帰ってきて卒業をするという話が出ている。

「本人の口から聞いたことはないですよ。多分私には話さないと思うんですよ。下手に口を滑らせちゃうかもしれないから」

――なぜ今メディアなどに出ていない?

「運営さんに任せているので」

――改めて留学のことは聞いてない?

「はっきりとはね。行動力だけはあって、相談もなにも」
https://bunshun.jp/articles/-/15549