男子テニスのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は15日、グループ・アンドレ・アガシの予選ラウンドロビン第3戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が第6シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-7 (4-7), 6-4, 7-5の逆転で下して2勝1敗としたが、2015年以来4年ぶりの決勝トーナメント進出とはならなかった。


前日に第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)の予選ラウンドロビン敗退により、ナダルが年間最終の世界ランキング1位になることが確定していた。

この日、歴代最年長の年間最終世界ランク1位に輝いた33歳のナダルを祝福するセレモニーが行われた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「このトロフィーは1年を通して成し遂げたもの。心の底から本当に感じるから、応援してくれた世界中の全てのファンに感謝したい」と語った。

「コートへ向かっている時に、こんなに多くの方からの応援や愛情を受け、コートの上で感じている感情を表現するのはとても難しい。世界中のみなさん、本当にありがとう」

「スーパーハッピー。自分のテニス人生で起きたこと全てを振り返り、けがに関しても、33歳と半分で再びこのトロフィーを手にするとは思ってもいなかった。これは本当に本当に感情的になってしまう。苦労がたくさんあった。隣にいてくれる家族のみんながいなかったら、不可能だったかもしれない」

今シーズン、ナダルは全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)や全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)など4大会で優勝した。

http://news.tennis365.net/news/smartphone/today/201911/125970.html
http://news.tennis365.net//news/photo/20191116_rafa_546.jpg