タレントの武井壮が、15日に自身のツイッターを更新。よく言われる「やればできる」という言葉の本当の意味について解説し、ネット上に反響を呼んでいる。


■「全ての総合点で勝負は決まる」
頻繁に耳にするのか、「『やればできる』なんて嘘ですよ、だと…」と切り出した武井。その回答は意外にも「当たり前だ」というもの。”百獣の王”らしからぬ答えのようにも思えるが、何かを達成するためには努力以外の要素も大きく関わるという。

具体的には、「表情、声、発言、行動、指導、環境、(中略)、人脈、運、精神力、生活圏や国、そういったもの全ての総合点で勝負は決まる」というもの。

その一方で「でも知識、発言や行動は自分で努力して変化を起こす武器なんだよ」と、やはり”努力”が大前提であることを示した。

『やればできる』なんて嘘ですよ、だと。。当たり前だ、その人の努力、感覚、体格、知性、知識、性格、顔、表情、声、発言、行動、指導、環境、経済力、家系、人脈、運、精神力、生活圏や国、そういったもの全ての総合点で勝負は決まる。でも知識、発言や行動は自分で努力して変化を起こす武器なんだよ

? 武井壮 (@sosotakei) November 15, 2019


関連記事:武井壮、40代マック難民に持論 「社会でなく『教育』が良くない」

■「憧れの人」は無理でも…
また努力をするだけで「憧れの人」になれるわけではないとしながらも、「様々な努力を組み合わせて、積み重ねて自分の人生をできるだけ『高い位置』だったり『幸せな形』に変えていく事はできる」とした武井。

その過程で挫折することももちろん想定されるが、そのような「思った形に変わらない」状況においても、「ひとつの失敗で下向くやつや立ち止まるやつは辿り着けねえと思うんだよな」と、最後は百獣の王らしく締める武井だった。

■「胸に沁みました」
この投稿に心を打たれた人は多いようで、ネットからは「胸に沁みました。まだまだ頑張ろうと思います!」「自分も武井さんのように他人の背中を押してあげられる人間になりたいと思います」と熱いコメントが。

なかには「努力が全て報われるなんてことは思いませんが、成功した人は努力した人だと思います」と、持論を展開する人も見られた。


■7割「継続は力に」
続けることの重要性を説いた武井。しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,368名を対象に「継続は本当に力になると思うか」について調査を実施したところ、およそ7割の人が「なる」と回答。歳を重ねるほど、その傾向が強まることが分かった。

アスリートであると同時に、芸能界においても確固たる地位を築いている武井。その言葉には聞く者を魅了し、精神を鼓舞する力が宿っているようだ。

(文/しらべぇ編集部・清水 翔太)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年8月26日〜2016年8月29日
対象:全国20代〜60代の男女1,368名 (有効回答数)

https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20162199413/
2019年11月15日 17時45分 しらべぇ