ロック様ことドウェイン・ジョンソンが主演を務めるDC映画『ブラック・アダム(原題) / Black Adam』が、2021年12月22日に全米公開されることが決まった。ドウェインがInstagramでポスタービジュアルと共に発表した。

 ブラック・アダムは、あらゆる魔術を支配しようとしている強力な悪役で、スーパーヒーロー・シャザムの宿敵として知られる。今年4月公開の『シャザム!』に敵役として登場する案もあったがナシになり、ブラック・アダムをメインに据えたアンチヒーロー映画が作られることに決まっていた。

 ドウェインは子供時代、同じくDCのヒーローであるスーパーマンに憧れていたものの、自分は彼にはなれないと悟った日のことをInstagramで回顧。「俺はずっと反抗的で、やんちゃで、権威に逆らっていた。問題もあるが、良い心を持った良い子供だった。俺はただ、自分のやり方で物事に取り組むのが好きだったんだ」と明かし、そんな彼にこそ相応しかったのがブラック・アダムだったと説明する。

 「ブラック・アダムは魔術を使えてスーパーマンと同様のパワーがある。違うのは、彼は規則に従ったりしないってことだ。彼は反抗的で、いつだって人々のために正しいことをするんだけど、それを“彼のやり方でやる”って感じのスーパーヒーローの一人なんだ」と続け、スーパーヒーローになりたいという子供の頃の夢がかない、ブラック・アダムとしてDCユニバースに参加できることを喜んでいる。

 監督は、ディズニー実写映画『ジャングル・クルーズ』(2020年夏に日本公開)でもタッグを組んだジャウマ・コレット=セラが務める。(編集部・市川遥)

2019年11月15日 11時06分
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