<ワールドカップ(W杯)アジア2次予選:日本2−0キルギス>◇F組◇14日◇ドレン・オムルザム

セットプレーからの2得点で勝ったけど、流れの中での決定機は相手の方が多かった。日本はパスのスピードも連係も足りない。動きがちぐはぐで、両サイドのオーバーラップも少なかった。ファウルが多い。つまりファウルでしか止められない場面が多かった。

これらについて、ピッチ状態の悪さを言い訳にはしてほしくない。相手はしっかりドリブルで破ってきたよ。ピッチ状態を含めて、アウェーであることを意識しすぎ。2−0とリードの終盤にも時間稼ぎなどの駆け引きが乏しかった。

本当はもっとレベルの差がある相手のはずなのに、それを見せつけるプライドが感じられなかった。「勝てばいい」とでも思っていたのだろうか? W杯予選は結果が最優先で、最終予選なら形や内容など二の次になる。でも、せめて2次予選では余裕のある戦いを見せてほしかった。(日刊スポーツ評論家)

11/15(金) 8:00配信 日刊スポーツ
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