ニューカッスル・ユナイテッドの武藤嘉紀が冬の移籍市場で退団する可能性があるようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

2018年夏にマインツから950万ポンド(当時約14億円)でニューカッスルに加入した武藤。10月のマンチェスター・ユナイテッド戦でプレミアリーグ初ゴールを奪うも、
以降ラファエル・ベニテス前監督の信頼を得られず、十分な出場機会がないまま1ゴールを記録しただけで1シーズン目を終える。

今夏はベニテス前監督が去り、またサロモン・ロンドン、アジョセ・ペレスら前線が抜け、新たに着任したスティーヴ・ブルース監督の下、プレシーズンからゴールを奪うなど期待が集まっていた。
カラバオカップでネットを揺らしたが、ここまでリーグ戦では1試合の先発を含む5試合に出場したのみで、直近の5試合でピッチにすら立てていない。

また、ニューカッスル自体もFW陣で複数ゴールを挙げた選手が「0」と不振を極めており、来年1月の移籍市場で補強に動く可能性が濃厚。
そのため、『テレグラフ』によると、昨シーズンに期限付きで加入したウェスト・ブロムウィッチが再び興味を示すドワイト・ゲイルとともに、武藤も出場機会を求めて退団を見据えているようだ。

なお、ブルース監督は9日の2-1で勝利したボーンマス戦の後、出番のない武藤らについて「私から言えることは“チャレンジしろ!”ということだけだ」とピッチに立つために戦う必要があると話していた。

1月の移籍市場開幕まで残り1カ月半余り。武藤はどのような道を選ぶのだろうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191115-00010001-goal-socc
11/15(金) 6:06配信