巨人は13日、楽天から国内フリーエージェント(FA)権を行使した美馬学投手(33)と東京都内で4度目の交渉を行い、原辰徳監督(61)が同席。約30分に及んだ直接交渉で誠意を伝えた。

異例の同席だ。宮崎秋季キャンプから所用で帰京していた指揮官は12日中に再び宮崎に戻る予定を急遽(きゅうきょ)、変更した。

「きちんと話をするのは初めて。監督としての気持ちは伝えることができた。好印象というしかないですね。内容はジャイアンツで一緒にやろうということ」

交渉後に空路・宮崎入りした原監督が手応えを示した。FA交渉には電話でラブコールが多かった。昨年の丸との交渉に続いての出馬となったが、昨年の交渉が2006年の小笠原道大以来、12年ぶりだった。

大塚淳弘球団副代表編成担当(60)は「監督が誠意を見せたい、と。(美馬の様子は)オーラを感じたというか、全然イメージと違ったって」と説明。条件面では3年総額5億円超を提示しているとみられる。

今オフは先発投手が最大の補強ポイント。宣言残留を認める楽天に加え、ロッテ、ヤクルトとの争奪戦に、原巨人は好条件+誠意で猛アピールした。

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11/14(木) 7:00配信