楽天の石井一久GMは13日、羽田空港で取材に応じ、国内FA権を行使したソフトバンク・福田秀平外野手(30)との初交渉について
「熟した選手では無く、これから上がっていく選手として、ウチに来てほしいと話をした。いろいろ質問してくれたし、
外に出るのは相当な覚悟と話していた。家族を含めいろいろサポートしていくと話した」と明かした。

 福田はプロ13年目の今季、出場80試合で打率2割5分9厘、9本塁打、26打点、9盗塁。柳田らタレントぞろいのソフトバンクでは、
なかなかレギュラーに定着できなかったが、走攻守三拍子そろった好選手の上、今季年俸3600万円はCランク
(球団内の日本人選手で年俸11位以下)とみられ、獲得にあたって補償が必要ないのも魅力。

 ソフトバンクも残留交渉し、交渉解禁日の3日に中日が先陣を切ると、西武、ロッテ、ヤクルトも既に交渉を終えている。古巣を含めた
6球団争奪戦も「とんでもない金額の報道も出ているけど、それは違っている。条件は他球団と同じくらいだと思う。こういうのはご縁だと
思っているので、福田選手のプランにフィットするところを選ぶと思っている」とマネーゲームは否定。4年総額4億5000万円ほどの条件を
提示したようだ。

中日スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00010039-chuspo-base