ことし9月に左ひざの手術を受けた大リーグ エンジェルスの大谷翔平選手について、球団の幹部が「すべて順調で、今月の終わりにはマウンドに立てる可能性がある」と話し、手術からの回復とリハビリが順調に進んでいることを明らかにしました。

大谷選手はシーズン途中だったことし9月中旬に、痛みがあった左ひざの骨の一部を取り除く手術を受け、来シーズンは投打の二刀流でプレーすることを目指してリハビリに取り組んでいます。

大谷選手のリハビリについて、エンジェルスのビリー・エプラーゼネラルマネージャーは11日、大リーグの会議が開かれているアリゾナ州スコッツデールで報道陣の取材に対し、「すべて順調で、今月の終わりにはマウンドに立てる可能性がある」と話し、手術した左ひざの回復やリハビリが当初の見込みどおり順調に進んでいることを明らかにしました。

現在のリハビリの内容については、ひざへの負担を軽減できる特別な機械を使ったランニングや、最長40m余りの距離でのキャッチボールを行っている、と説明しました。

大谷選手はマウンドでの投球練習を始めたあと、来月中旬ごろにいったんリハビリを終了して休養を取り、年が明けてから2月中旬からのキャンプに向けてトレーニングを再開する予定です。

2019年11月12日 8時58分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191112/k10012173801000.html?utm_int=news_contents_news-main_007
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