11/11(月) 5:00 サンケイスポーツ
「パプリカ」Foorin、特別枠で初紅白!“AI美空ひばり”も
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五輪応援ソングで紅白を盛り上げるFoorinの左からたける、りりこ、ちせ、もえの、ひゅうが
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 シンガー・ソングライター、米津玄師(28)の作詞作曲プロデュース曲「パプリカ」を歌う小中学生ユニット、Foorin(フーリン)がNHK紅白歌合戦に特別枠で出場することが10日、分かった。昨年は企画コーナーで出演したが、今年は独り立ちして第1部の歌手枠で出場。同曲はNHKの「2020応援ソング」で、紅白内で東京五輪を盛り上げる切り札になる。「NHKスペシャル」で話題になった“AI美空ひばり”も登場する。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の「東京2020公認プログラム」として認証され、プロデューサーの米津自身もセルフカバーした「パプリカ」。原曲を歌うFoorinがキュートなダンスと歌声で紅白を盛り上げる。

 同ユニットは、NHKが「2020年とその先に向かって頑張っている全ての人を応援するプロジェクト」の応援ソングとして制作された「パプリカ」を歌唱するため、オーディションで結成した男女小中学生5人組。アニメ映画「君の名は。」「天気の子」を手掛けた新海誠監督(46)の長女で人気子役、新津ちせ(9)がメンバーに名を連ねていることでも知られる。

 昨年8月に同曲でCDデビューし、「みんなのうた」で8・9月の曲として起用され話題に。昨年の紅白には企画コーナー「夢のキッズショー」に登場し、メドレーの一部として同曲を歌った。

 今年は米津版「パプリカ」も「みんなのうた」で流れ、曲名が「新語・流行語大賞」にノミネートされるほど社会現象に。それを受けて今年は独り立ちし、紅組でも白組でもない特別枠の1アーティストとして“初出場”。メンバーが小中学生のため午後9時以前の第1部に、東京五輪を盛り上げる演出で登場する予定だ。

 大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺」(日曜後8・0)で日本初の女性メダリスト、人見絹枝を演じたダンサー、菅原小春(27)が同曲の振り付けを担当しており、米津とともにFoorinとの共演が期待できる。

 また、9月の「NHKスペシャル」で没後30年を迎えたひばりさんを4K・3Dホログラム映像を使って等身大で再現した“AI美空ひばり”が紅白でも登場することが内定した。生前最後の楽曲「川の流れのように」を作詞した秋元康氏(61)が書き下ろした「あれから」を歌う。

 今年の紅白は、東京五輪、ラグビーW杯、7月に他界したジャニー喜多川さんの追悼企画とともに、ひばりさんの復活で大いに盛り上げる。

(おわり)