令和初のNHK紅白歌合戦の出場歌手発表が近づいてきた。
ここ数年間「目玉がない!」と言われ、本番ギリギリまで大物歌手を“口説き”続け、なんとか面目を保ってきた。
そんななか、新元号初の紅白を盛り上げようと、NHKがターゲットにしたのは“伝説の歌姫”山口百恵さん(60)だ。
歌手としての出場が実現しなくても、サプライズゲストとして出てもらう極秘プランをなんとか実現しようと、ギリギリまで水面下で極秘交渉を続けている。

もし実現すれば、昭和世代が泣いて喜ぶことは間違いない。

今からさかのぼること39年前、人気絶頂だった1980年に俳優・三浦友和と結婚した。
あまりに鮮やかに、スッパリと芸能界から去った“伝説の歌姫”百恵さん。そのインパクトは平成、令和と時が流れても薄れることはない、と言える。

「その昭和を代表する歌姫の山口百恵さんに、出演の打診をしているといわれています」と明かすのは音楽関係者だ。

NHKはこれまでも引退後の山口さんに幾度となく出演を打診してきたが、その都度、ことごとく断られてきた過去がある。

「もちろん一筋縄ではいきそうもないことは理解している。それでも、今年は再び本腰を入れて動いているというんです。それには訳があるんですよ」(前出の音楽関係者)

NHKが山口さんに再び熱烈ラブコールを送る理由とは――。

そのひとつが三浦と結婚し引退した直後の自叙伝「蒼い時」以来、
39年ぶりの自著として7月に出版したキルト写真集「時間(とき)の花束 Bouquet du temps」だ。引退後の時間をつづり、さらに近影まで出して話題になった。

「引退後は何度かその姿が報じられることはあったものの、自らメディアに露出することは一度もなかった。
それだけに、今回の出版で百恵さん自身の心境に、ある大きな変化があった可能性がある。その部分を突破口にしようとNHKは探っている」と話すのはテレビ関係者だ。

一部では山口さんがこのタイミングでキルト写真集を出版したのは、歌手として活動する長男・三浦祐太朗を「陰から援護するためではないか」とも噂されている。

実に39年のブランクがある山口さんも、長男とのコラボなら紅白“出演”へのハードルは下がるはず。
そしてもうひとつ、大きな出演要素となり得るのが、デビュー当時に“花の中3トリオ”としてともに注目され、一時代を築いた森昌子の芸能界引退の舞台が紅白になりそうなことだ。

「かつて紅組の司会を務めたこともある昌子さんは、NHKへの貢献度も高い。年内で引退を発表しているだけに、
大みそかの紅白を最後のひのき舞台に、とスタッフは考えている。昌子さんにも異存はないはず」(前出のテレビ関係者)

その森は1日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演し、坂上忍やダウンタウンに「オファーが来たらどうするの?」と聞かれ「丁寧にお断りします。
紅白は今までもたくさん出させてもらったし、やりきった感があるんです。だから、もう出ません」と否定。12月25日のコンサートが引退と強調してはいた。

だが紅白に出るかどうかは、本人の意思だけで決められるものではないのもまた事実だ。NHKの熱心な交渉が実り、盟友・森の「紅白で引退」が実現する可能性は小さくない。
そこに百恵さんが駆けつけ、花束を渡して「昌子、お疲れさまでした!」と声をかければ、これ以上の感動シーンはないだろう。

「生出演がどうしてもかなわない場合、ビデオレターの形式でも出したいはず」(同関係者)

NHKにしてみれば、森と百恵さんの“共演”に、森の長男で人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカルTaka(31)も、
三男の「MY FIRST STORY」のボーカルHiro(25)もその輪に加わるシーンを思い浮かべているのかもしれない。

【過去に6回出場】百恵さんは紅白に6回出場している(別表)。
引退した80年は10月の日本武道館公演でマイクを置き、紅白は出演要請があったといわれるが、その姿はなかった。
初出場は「ひと夏の経験」が大ヒットした74年。紅組の先陣を切って歌い、2回目の森昌子、初出場の桜田淳子とともに“花の高1トリオ”勢揃いと話題を呼んだ。
20歳の誕生日を目前にした78年は10代でトリ(大トリは沢田研二)を務めた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-00000005-tospoweb-ent
11/7(木) 11:06配信

https://news.nifty.com/cms_image/news/entame/12275-459021/thumb-12275-459021-entame.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=89HBcy08960
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