「左ヒラメに右カレイ」。姿が似ているヒラメとカレイを見分ける方法として、腹部を下にして、目が左側ならヒラメ、右側ならカレイを意味する言葉だ。八戸市小中野6丁目の佐藤文彦さん(60)が、八戸沖で体長38センチの「右ヒラメ」=写真下=を釣り上げた。カレイは種類によって目が左を向いているものもあるが、右側を向いているヒラメは珍しいという。

 佐藤さんは8日、自身の遊漁船「EDIVA―sea」に乗って1人で出船。ヒラメを18匹釣り上げて帰宅した。小ぶりな魚は自身の食用にしようと選別していた時、「右ヒラメ」に気付いて驚いた。

 右ヒラメは、佐藤さんが刺身にして友人にプレゼントした。ちょうどこの日、友人の父親が米寿(88歳)の誕生日を迎えたとか。「とても縁起が良い」と喜ばれたそうだ。

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