中国で行われたバドミントンの国際大会の男子シングルスで、世界ランキング1位の桃田賢斗選手が世界2位の台湾の選手に勝って優勝しました。

中国の福建省で行われたこの大会は世界バドミントン連盟が主催するワールドツアーの上位大会の1つで、ミックスダブルス以外の4種目で日本勢が決勝に進みました。

男子シングルスで世界ランキング1位の桃田選手は、決勝で世界2位の台湾の周天成選手と対戦し、第1ゲームはネット際を狙うショットがさえて21対15で取りました。

第2ゲームは相手の角度のついた鋭いショットに苦しみ17対21で落としましたが、最終の第3ゲームは粘り強くシャトルを拾い、さらにネット際でのプレーでも強さを見せて21対18で取り、ゲームカウント2対1で競り勝ちました。

桃田選手はワールドツアーで2大会ぶりの優勝です。

来年の東京オリンピックに向けて日本勢のしれつな代表争いが続く女子ダブルスでは、世界3位の福島由紀選手と廣田彩花選手のペアが、世界5位の韓国のペアにストレート勝ちして優勝しました。

女子シングルスで世界1位の奥原希望選手は、世界3位で地元中国の選手にゲームカウント1対2で競り負け、準優勝でした。

男子ダブルスで世界4位の園田啓悟選手と嘉村健士選手のペアは世界1位のインドネシアのペアにストレート負けし、こちらも準優勝でした。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191110/k10012172091000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001