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トッテナムの韓国人FWソン・フンミンにとって簡単な数日間ではなかった。

日本時間11月4日(月)に行われたプレミアリーグ第11節エヴァートン戦でのアンドレ・ゴメスに対するタックルは、結果的に同ポルトガル人の右足首骨折を引き起こした。

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故意的な行為ではなかったが、ソン・フンミンの表情が全てを物語っていた。

最初に掲示されたイエローカードはレッドカードに変更(後に取り消し)され、涙を流しながらピッチを後にしていたソンだったが、7日の欧州CLグループステージ第4節レッドスター・ベオグラード戦で素晴らしい活躍を見せた。

5分も経たないうちに(57分.61分)ドブレーテを達成したソンは、自身の1得点目を記録した後、カメラの方へ向かいアンドレ・ゴメスに対して謝罪のポーズを見せた。

ソンは、CLの試合後に「本当に申し訳なく思っている。まだ気分が優れない。サッカーはこういったことが起きてしまうスポーツである。誰もこの状況を見ることを望んでいない。この様な状況に巻き込んでしまい、とても悲しい。本当に、本当に辛い数日間だった」と語っている。

また、ソンはアンドレ・ゴメスとコンタクトを取ったことも明かしている。
「君の無事を祈っている。そして君と君の家族、君のチームメイト達に本当に申し訳なかったとテキストを送ったんだ。退院後、家に戻った彼は僕にメッセージをくれた。僕には“そのことについてあまり話したくない“と言っていた」

ショックから立ち直るためにチームメイトのサポートを必要としたソンは、精神的には優れていなかったものの、常に試合には出場したいことを認めている。

また、同FWはエヴァートンのサポーターからもポジティブなメッセージや、励ましのメッセージがあったことも明かしている。今回のドブレーテも彼の士気を高めたはずだ。

11/9(土) 7:53配信 スポルト
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