>スタッフから「大丈夫なんですか?」と言われるなど、

どういう経緯でこういう雰囲気になったか、俺にはうすうす想像がつくね。

まず、さんまがそもそもの発信源だ。
さんまが「太田の奴、なんやあいつは〜!」みたいな例の甲高い調子で、何かをまくしたてる。
それは別に深刻な批判とかではない。ただ、「大御所さんまが太田に不快感を持ってる」っていう
雰囲気を出すだけで良い。するとお付きの今田もそれに調子を合わせる。
今や最大勢力になった吉本の、一番の核のさんま(もう一人は松本)からそんな空気が
発されてると知り、「吉本さんのお好きなように」のフジ社内は、スタッフ含めて緊張。
たけしも、心の中ではそうは思ってはいないんだが、生来の気の弱さで、その空気を読んで、なんとな〜く同調し出し、
番組の収録が始まる頃には、すっかり吉本勢並みに高ぶってる。気が小さいから。
そういう大御所二人の前では、ベテラン関根一人だけ太田を笑ってやる訳にも行かず、
冷たく突き放す。
まるで、学校のいじめを見てるみたいだな。
つまり、今のTVは、さんまが支配してるってことだよ。
さんまが顎をしゃくれば、芸能人一人どうとでもなる、みたいな。
ここを見てるTV局の馬鹿どもも、身に覚えがあんだろ?
「そう言えばあの時…」っつーのも含めてだ。
ちなみに、この影響は、俺の見る所、バラエティ部門だけじゃなく、報道部門にも及んでる。
ああ?変な空気が流れてんだろ?分かるだろ?全部さんまが発信源だよ。