経緯はこうです

9月15日
テストイベント「MGC」実施報告をIOCが「高評価」
「IOCのトーマス・バッハ会長もMGCの運営を高く評価」
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9月28日・10月5日 世陸ドーハ大会 男女マラソン
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10月3日
バッハ
「東京五輪組織委を信じるし
選手の健康を優先する彼らの姿勢は我々に自信を与えている」
東京の組織委員会の暑さ対策を高評価
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ドーハ大会について選手から批判が高まる
「セバスチャン・コー(世界陸連会長)は
深夜のマラソンで選手たちを地獄へ放り込んだ」
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突如、コー会長がバッハにマラソン札幌開催を提案。
各国五輪委員会が集まる10月の総会で
IOCが札幌開催を決めたという公表を出して
ドーハ大会での世界陸連とコー会長の失策を挽回してほしいと
バッハに懇願する
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10月初旬
コーツ調整委員長
「(北海道出身の)橋本五輪相が前向きであった」
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8日
組織委は五輪チケットの2次抽選販売を突如、延期
この時点で見直しの検討が進んでいたもよう
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9日
組織委の森喜朗会長が安倍晋三首相と会談
官邸から北海道側に開催可能か打診
橋本五輪相、鈴木知事、秋元市長らに伝える

10日
森会長、橋本五輪相、秋元札幌市長が会談
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15日
再度コーツ氏から森会長へ入電
即承諾の催促
「都知事らにも伝えないといけない。待って欲しい」
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16日
森会長が都庁に赴いて小池百合子都知事に説明
「知事は困惑していた」
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17日
バッハ「東京オリンピックのマラソンと競歩を
札幌に移すことに決めた」と発言