リーガ・エスパニョーラ第11節が10月31日に行われ、MF乾貴士が所属するエイバルとビジャレアルが対戦した。乾は3試合ぶりのスタメンでフル出場した。

 先に攻勢に出たエイバルは、19分にファビアン・オレジャーナがペナルティエリア右からシュート、26分には右サイドのパブロ・デ・ブラシスのクロスにキケ・ガルシアが頭で合わせたが、どちらも枠を捉えられなかった。

 試合が動いたのは後半に入って62分。オレジャーナの右CKからキケ・ガルシアがヘディングシュートをゴール右隅に沈めて、エイバルが先制に成功した。86分には乾が敵陣中央でパスを受けると、落ち着いて相手選手をかわしてミドルシュートを放ったが、DFに当たって惜しくも枠の右に外れた。

 ビジャレアルは88分、最終ラインのパウ・トーレスが前線へ絶妙なスルーパスを送ると、反応したジェラール・モレノが冷静にボールを浮かせて飛び出したGKをかわし、無人のゴールに流し込んだ。

 このまま終了かと思われたが、後半アディショナルタイム5分、乾が逆サイドに展開すると、フリーのデ・ブラシスがエリア右から丁寧なクロス。これを中央のオレジャーナがヘディングで叩き込んで勝ち越しゴールを挙げた。試合は直後にタイムアップを迎え、エイバルが劇的勝利で4試合ぶりの白星を飾った。

 次節、エイバルは11月3日にアウェイでレガネスと、ビジャレアルは同日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
エイバル 2−1 ビジャレアル

【得点者】
1−0 62分 キケ・ガルシア(エイバル)
1−1 88分 ジェラール・モレノ(ビジャレアル)
2−1 90+5分 ファビアン・オレジャーナ(エイバル)

11/1(金) 5:12配信 サッカーキング
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