0001牛丼 ★
2019/10/29(火) 17:09:17.35ID:8OLoiOHR9原監督は今オフも編成に頭を悩ましそうだ
7年ぶりの日本一を逃した巨人が、ここまで不気味なほど静かなオフを送っている。球団は支配下5人に第1次の戦力外を通告した一方で、日本シリーズ終了後の第2次では異例の日本人選手ゼロ。それでも球団内では嵐の前の静けさと見る向きもある。28日にFA権行使を表明したロッテ・鈴木大地内野手(30)、楽天・美馬学投手(33)を獲得した場合の人的補償、さらには大型トレードもささやかれ、Gナインには落ち着かない日々が続きそうだ。
G戦士には想定外の穏やかなストーブリーグだろう。球団は第1次通告が始まった今月1日に森福、坂本工、アダメス、マルティネスの4人に来季は契約を結ばない旨を伝え、谷岡には育成で再契約する方針を通告。日本シリーズ終了翌日の24日からスタートした第2次について、大塚球団副代表編成担当は「普通はそうですけどウチはないです。外国人だけ。ドラフト会議前から第1次だけで、第2次は考えていなかった」と明言した。
日本人に限れば、今オフの戦力外は第1次の3人のみ。ただ、このままで終わるとの見方は早計だという。球団関係者は「残れたから良かったと安心するのは早い。(戦力外の)当落線上だった選手が、来年も巨人のユニホームを着られるかは分かりませんよ」と含みを持たせた。
球団は28日にロッテからFA権の行使を表明した鈴木、すでにFA権行使を表明していた楽天・美馬の調査を継続し、早ければ交渉解禁となる11月3日からアタックを開始する見込み。大塚副代表はこの日、2人の意思表明を受けて鈴木を「どこでも守れるのは魅力。(正二塁手候補だった)吉川尚の状態がまだ分からない。そのリスク管理」と評し、美馬についても「日本シリーズで負けて投手力不足がハッキリ見えた。(美馬は)シーズンを通して、100イニング以上投げる投手は貴重。明日から本格的に調べます」とした。
鈴木の今季推定年俸は1億円、美馬は6500万円でいずれも両球団内の年俸上位4位から10位以内に入るBランクとみられる。移籍が確定した場合は、いずれも旧年俸の60%の金銭、または人的補償が発生する。人的補償を求められれば巨人は28人のプロテクトリストから外れた選手1人を“放出”せざるを得なくなる。
別の球団関係者からは「人的補償はあったとしても(それとは別に)大きなトレードがあっても不思議ではない。ウチが何人か出して“大物”を獲りにいく可能性は十分あるでしょう」との声も上がっている。セ王者に返り咲き、一見するとナギ状態にある原巨人ではあるが、今後はまだまだ波乱含みだ。
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