フィギュアスケートは偽物の羽生人気に騙された落ちぶれた芸能界
これが現実

アリの後半

ザカリャン:世界のショー・マネージャーは全員、羽生結弦に祈っている(後)危機感と、羽生結弦の健康と繁栄

ラスベガス・ストリップと借り物のジュエリーの競争
(レッドカーペットやオートクチュールの衣装、借り物の宝石…それがあなたの人生の夢なのでしょうか。)

いいえ、もちろんまったく違うものを夢見ています。これは、フィギュアスケートの人気を維持するための単なる一歩です。
フィギュアスケートは、実際に失われつつあるスポーツなのです。このことについてはあなたともお話したことがありましたね。

スペインでは、ハヴィエル・フェルナンデスの引退後はフィギュアスケートはなくなったと思ってください。
カロリーナ・コストナーが去ったあとのイタリア、ステファン・ランビエール引退後のスイスと同様に。
ドイツから目立ったフィギュアスケーターが現れるのはいつのことになるのかわかりません。
アリョーナ・サフチェンコが引退したら、ドイツでもフィギュアスケートは衰えることになるでしょう。
おかしく聞こえるかも知れませんが、とても危険な状況が日本で形成されつつあります。私はビジネスマンとして、羽生結弦に、最大限に長く滑り続けてほしいと強く思っています。


(あなたの考えを必ずしも理解できていないかもしれません。日本のフィギュアスケートは羽生一人だけにかかっているとでも主張なさるわけではないですよね?)

ただ例を挙げただけです。ユズルがグランプリ大会のためにロシアに来ると、私のデータではおよそ5000人の日本人ファンが彼のあとを追って日本からやってきます。ただ、この数字でさえある程度抑えられたものだと言われました。
こういった人たちがホテルを予約し、チケットを買い、自費で時給制の通訳を雇うのです。ここまでの商業的人気を集める日本人選手はいませんし、これまでにいたこともありませんでした。浅田真央でさえ。
つまりこれが、あなたからの質問への答えでもあります。ですので、羽生結弦に健康と繁栄を強く願うのです。このことを、世界のショー・マネージャー全員が祈っています。羽生と日本に。