https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191025/k10012150131000.html


安倍首相 早めの避難行動を呼びかけ
2019年10月25日 19時19分

低気圧の影響で関東を中心に大雨となっていることについて、安倍総理大臣は、政府の会議で、26日朝にかけて東日本や東北で大雨が予想されるとして、災害応急対策に万全の態勢を取るとともに、早めの避難行動を心がけるよう呼びかけました。

低気圧の影響で、関東を中心に大雨となっていることについて、安倍総理大臣は、25日夕方、総理大臣官邸で開かれた台風19号の非常災害対策本部の会議で、「激しい雨で、すでに被害が発生しているところがある。今後、低気圧は東北地方に移り明朝にかけて大雨となる。国民への的確な情報提供はもとより、警察、消防、海上保安庁、自衛隊は、災害応急対策に万全の態勢を取ってもらいたい」と述べました。

そのうえで安倍総理大臣は、台風19号の被災地などでは、河川の氾濫や土砂災害の危険が高まっているとして、自治体からの情報に十分注意し、油断することなく早めの避難行動を心がけるよう呼びかけました。

また、台風19号による被害について、安倍総理大臣は、農林水産業の被害が、現時点で1000億円余りに上るとしたうえで、農林水産業をはじめ、観光業や中小企業の事業再開を支援する必要があるとして、被災地のニーズを踏まえながら速やかに対策を具体化するよう指示しました。


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