中日の与田監督が25日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明したソフトバンク・福田秀平外野手(30)の獲得に前向きな姿勢を示した。

 楽天の投手コーチ時代、同じパ・リーグのライバル選手として福田を見てきた指揮官は「興味ある選手。足があるし、長打力もある」と評価した。

 チームは中堅・大島と右翼・平田は固定していたが、左翼は流動的だった。アルモンテが外国人枠の影響もあり出場41試合にとどまり、福田永将も
春先の不振が響き、出場は60試合だった。

 さらに、指揮官は「やっぱり機動力を使い切れなかったのも課題」とリーグ4位の63盗塁にとどまったことを反省。「足が速くてもスタートが切れるかが重要。
彼は精神的に強い」と福田秀平の脚力も補強ポイントとした。

 球団内では大島も海外FA権を保有しており、去就が決まっていない。仮に大島が他球団移籍となれば戦力ダウンは計り知れない。

 加藤宏幸球団代表も「調査に値する選手。彼がFAするにあたっての動機、出番や出場機会なのか、条件なのかそういったことも含め調査しないと」と話した。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191025-00000216-spnannex-base