日本ラグビー協会は24日、東京都内で次期日本代表ヘッドコーチ(HC)の選考委員会を開き、ワールドカップ(W杯)で日本を初の8強に導いたジェイミー・ジョセフHC(49)に続投を要請することを決めた。任期は2023年の次回W杯フランス大会までの4年間。現在の契約は12月で切れる。

 選考委には日本協会の森重隆会長(67)、岩渕健輔専務理事(43)、藤井雄一郎強化委員長(50)らが出席し、ジョセフHCに一本化して続投要請することを満場一致で決定した。今後の交渉は藤井委員長に一任され、ジョセフHCからの返答を待つ。森会長は「今回のW杯日本大会の戦績に鑑み、ヘッドコーチの要請をすることを選考委として決めた。ベスト8ということでダントツで、ジェイミーでいこうということになった」と話した。

 ジョセフHCは選手としてニュージーランドと日本の代表経験を持ち、指導者に転身後は、15年にハイランダーズ(ニュージーランド)でスーパーラグビーを制し、16年9月に日本代表HCに就任した。

2019.10.24 16:26
https://www.sanspo.com/rugby/news/20191024/jpr19102416260005-n1.html