関東リーグ1部の東京23FCは21日、同クラブに所属するDF土屋征夫が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。

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「バウル」の愛称でも知られる土屋は1974年生まれの45歳。高校卒業後にブラジルへ渡った後、1997年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に加入してJリーグでのキャリアをスタートさせた。

 1999年に移籍したヴィッセル神戸でレギュラーとして活躍し、柏レイソル、大宮アルディージャを経て2007年に東京Vに復帰。2013年に移籍したヴァンフォーレ甲府では40歳を過ぎてもJ1でプレーし、2017年にはルヴァンカップでの最年長出場および最年長ゴール記録(42歳9ヶ月10日)を達成した。

 2017年には京都サンガF.C.にも期限付き移籍。2018年から東京23FCに加入していた。JリーグではJ1とJ2でリーグ戦通算511試合、公式戦通算583試合に出場した。

 土屋はクラブ公式サイトを通して家族やチームメート、サポーターなどへの感謝の思いを表し、「ブラジルを経てのプロ生活25年間、自分にとって最高の日々でした。これから、また新たなる夢を追いかけ、何事にも全力で挑戦していこうと思っています」と述べている。

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