【ラグビー】なぜ日本は南アに敗れ4強進出を果たせなかったのか?
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夜空と白い照明の下に48831人。ファンの多くはずっと万雷の「ニッポン」コールを送り、ノーサイドの瞬間に、緑の芝へ湿った拍手を送った。
10月20日、東京スタジアム。日本代表はワールドカップ(W杯)日本大会の準々決勝で過去優勝2回の南アフリカ代表に3−26で敗れた。
「このチーム、大好きなんで。負けたというより、終わった悲しさの方がある」
試合終了後、スタンドオフの田村優は感極まっていた。左プロップの稲垣啓太も、それと似た表情だった。
「悔しさが非常に大きすぎて、いま何かを考えるのは難しいですけど、ひとつ言えるのは南アフリカ代表さんのパフォーマンスが素晴らしかった。セミファイナルに向け、頑張って欲しいですね」
この日の攻撃プランは、「アンストラクチャー(陣形が整っていない)の状況を作ろう」(田村)だった。試合開始早々に自陣深い位置で長距離のキックパスを右端に放つなど、空いたスペースへのロングキックやショートパントを活かして混とん状態を作ろうとした。フィジカルで勝る南アフリカ代表の身体接触での強みを最小化させにかかった。その延長で、タックルされながらつなぐオフロードパス、攻撃方向とは逆に放る「内返し」と呼ばれるパスを披露。南アフリカ代表を揺さぶり防衛線をこじ開けた。
逆に南アフリカ代表が蹴り込んでくる高い弾道のキックへは、各人のスキルで対処した。15分頃に、敵陣深い位置左からハーフ線付近左へ飛んだ1本は、ウイングの松島幸太朗が高い打点でキャッチ。他のシーンでも相手の捕球役と空中で競り合い、落球を誘う場面も作った。9月6日の前哨戦で7−41と敗れた際は、この領域で苦しんでいたものの、今回は立場を逆転させた格好だった。
南アフリカ代表のエラーや反則も手伝い、日本代表は前半を3−5と競ってハーフタイムを迎えた。しかし、後半はノックアウトステージに慣れた側と、ノックアウトステージを目指していた側との違いが勝敗を分けた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00010001-wordleafs-spo
10/21(月) 6:02配信 南アフリカ代表のラシー・エラスムス・ヘッドコーチは、「ハーフタイムは本当に緊張していた。
しかし、私たちは長く一緒にいるので(信頼関係をもとに)そこからの脱出方法を知っている。仲間同士で話し合っていたのがよかった」と振り返った。
フランカーのシヤ・コリシ主将ら、チームリーダーは、それまで一進一退だったスクラム、強い塊を作っていたラインアウトからのモールで「安定している」との認識を共有。
一度もらったボールを簡単に手放さないよう戦い方を修正した。
キックの選択にもマイナーチェンジを施す。ばねのある松島の周辺にはあまり蹴らなくなり、もし松島のところへ蹴るとしたら同選手が広い区画に立っている場合に限り、必ず長身のフォワード選手に弾道を追わせた。
その仮説に、スタンドオフのハンドレ・ポラードは「(前半に蹴った場所では、捕球する相手が他の日本代表選手に)かなりブロックされていた。オープン側に蹴ることにしました」と答えた。
ベンチも勝負手を打つ。リザーブを編成する段階で一般的な隊列よりもフォワードを1人多く並べていて、エラスムス・ヘッドコーチは、そのメンバーを前半終了間際から次々と投入。
運動量に長ける日本代表に対し強みの肉弾戦での圧力を最後までぶつけるためだ。
「誰もが速く動くのが日本代表。彼らのプレーにマッチさせようと思った。事前に(先発の)フォワードは非常にきつくなるとわかっていたので、フレッシュレッグ(新しい交代選手)を入れるようにした」
日本代表陣営が故障者への対応のため思うようなメンバーチェンジができないなか、エラスムス・ヘッドコーチは、こう満足する。
「彼ら(控えのフォワード)は我々が求めていたことをやってくれた。防御ではフェラーリ(松島、福岡堅樹といった日本代表の快速ウイング)の走るスペースを埋めてくれた。
またモール、スクラム、ブレイクダウン(接点)をよくしてもらいたいと思っていたところ、それに応えてくれた」 後半26分。自陣10メートルエリア右のラインアウトから組み始めたモールを、敵陣22メートルエリアまでゴリゴリと押し進めた。
最後は塊から抜け出したフッカーのマルコム・マークスが、スクラムハーフのファフ・デクラークによるフィニッシュをお膳立て。
直後のゴール成功もあり、日本代表は3−21と、勝負をほぼ決められてしまった。
マークスが「努力が実を結んだ。前に進む気持ちがトライに繋がった」と振り返る場面である。
日本の4強進出はならなかった。そこにどんな壁があったのか。
稲垣は、次回のW杯をも見据えてこう言葉を絞った。
「勝てば次に進めるファイナルラグビーの場で何が大事になるか、突き詰めていく必要がある。セットピース(スクラム、ラインアウト、モール)はもっと向上させる必要がある。
きょうは南アフリカ代表さんがそこで強みを前面に出してスコアしましたから。相手のラインアウトは優秀でスキルも高さもありましたし、その後のモールのディテールも非常にクオリティが高かったですね」
稲垣がプレー面の課題を挙げたのに対し、田村はW杯で5試合以上の真剣勝負をおこなう難しさについて言及。今大会限りでの代表引退も匂わせながら、ここ1週間の状態をこう振り返った。
「5週間プレッシャーのかかる中でラグビーをする難しさはありました。特にベスト8に入ってからの今週は、きつかったですね。もちろん手を抜くつもりも全くないですし、国民の皆さんの期待に応えたい気持ちはありました。
でも、5試合連続で試合に出ている選手も(多く)いたので、100パーセントの準備をしたいのと、身体とメンタルのコンディションを(整えたいという思いのバランスを取る)…という難しさはありました。
今回(の日本代表)が史上最強で最高のチームであるのは間違いないです。
もちろんそれまで苦しい時代からやってきた先輩方がいて、2015年はあれだけの結果を残しながらベスト8には入れなかった…としっかり段階を踏んでやってきたのもある。
僕は8年間代表に関わらせていただいて、僕が入った時よりもいい状態になったというか…。予選突破してからの準備の仕方は、次の世代に託します。バトン渡しは完了しました」 日本ラグビー界はこれまで経験したことのない境地に到達した。ロックのトンプソン ルークと、ウイングの福岡堅樹は代表引退が濃厚も、
この日は相手の強靭なダブルタックルを食らって思うように前進できなかったナンバーエイトの姫野和樹らは、4年後に視線を向ける。
実際に戦った選手たちの皮膚感覚を今後の進化に繋げるには、もちろんバックヤードの尽力も不可欠だろう。
もっともサンウルブズがスーパーラグビーに挑めるのは2020年までで、ラストシーズンは、国内トップリーグと日程がかなり重なるなど課題が多い。
日本協会の清宮克幸副会長は2021年以降に新しい国内プロリーグを発足させたいとするが、「世界へのパスウェイは大事」と語る協会幹部もいる。
国際派で鳴らす岩渕健輔専務理事が、どこまで他国代表との接点を作れるかも強化のカギだろう。
日本協会は16日、ナショナルチームの次期体制について討議する選考委員会を設置したと発表している。
委員長を務める森重隆・日本協会会長、藤井雄一郎強化委員長らはジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチの続投を推しそうだが、
ここまでジョセフ・ヘッドコーチの右腕を担った戦術家のトニー・ブラウンアタックコーチは、来季から母国ニュージーランドのハイランダーズで指導にあたると現地で報じられている。
当の本人は、まだ出処進退を明らかにしていない。ただ、もし既報通りに事が進むなら、ジョセフ・ヘッドコーチとの契約延長以外にも考えるべき点は生じる。
フランカーのリーチ マイケル主将はこう語る。
「大学も企業チームも選手を育成しようとしていて日本には素晴らしいラグビー選手がいることが(今大会までに)わかった。
いいシステムを作ればどんどん成長できるでしょう」
イングランド大会直後には、指揮官の選定や、強化委員会と現場の意思疎通などが乱れた。
今年6月に発足した日本協会の執行部と、これからの日本代表は、2023年のW杯フランス大会へ向け、どのようなリスタートを図るのだろう 個々の選手の能力差もそうだけど
やっぱりブレーンが違うんじゃないの?
日本は完全に研究対策されてた気がする。
逆に日本はもっとやりようなかったのかな? 南アはオフサイドしまくってたってほんと?
まあしなかったとしても負けてただろうけど ベスト8という目標を達成したときにはもう満足していたから
日本人は目標を達成してしまうと気持ちの切り替えが難しい Aプールという開催国忖度で俺らつええが出来たけど、さすがに決勝Tには忖度がなかったから スタミナ切れだね
一試合のパフォーマンスじゃなくて、大会期間中のスタミナ
スコットランド戦の後半から、明らかに局面で負けるシーンが多くなった 完全に力負け
あらゆる局面で差があった
キック多用とか奇策も大して効果無かった 南アはとことん日本のことを研究してたね、戦法とか弱点とか 優勝めざしていたチームとリーグ突破をめざしていたチームではそれは勝負にならんわな。先を急ぎ過ぎるでない。 まぁ実力差でしょ
開催国のアドバンテージ抜いて南アとガチ対決したらあれで一杯一杯
テストマッチでは41対7だったろ 一位通過したのにリベンジに燃える強豪相手なんて
くじ運が悪いわ サッカーと同じ
グループリーグ突破するだけで全精力使い果たしてる
グループリーグを調整しながら試合してる強豪に決勝トーナメントで軽くひねられるのは当たり前 どうみても能力の差があった
南アフリカの白人は技術もあり、チビでもタックルの末にぶん投げる
黒人は早くてパワーも桁違い
予選ではそれなりに通じてた姫野だって、お呼びではない力の差があった
本来はこれぐらいの実力差なんだなって実感した 南アがあれだけミスしてくれたのに自らのミスで自滅した前半が痛い 日程差がそれほど無かったら勝てないってだけじゃないの? あんなに元気だった松島が何もさせてもらえなかった
そのぐらいフィジカルで圧倒されてた 選手層が薄い。2チーム分の質の高い選手がやはり必要 幸運はいろいろ救われた日本側にあったよね
それでも負けた、つまりそういうことよ >>12
そうとも言えるしそうでないとも言える
詳しくは今泉の記事読め 控えに、あえてフォワードの選手を増やした
南アによる、対決勝トーナメントでの戦術に
体力を削がれ負けた 技量も力量も南アが上
ベスト8で大健闘だった国とベスト8止まりでは済まない国の違いでもある 日本VSアイルランド
ニュージーランドVSアイルランド
ニュージーランドVS南アフリカ
ここらの結果を見るとまぁこんなもんかなと >>33
2軍の外国人に変わったら、さらにガタガタになったよな
まともにやりあえるレギュラーメンバーが限られすぎだわ ◆ベスト8が目標だった
◆国歌斉唱で泣く選手がいたレベル
◆キックパスが不正確
◆前半で体力消耗
◆まあ、頑張った
◆南アフリカは強かった >>41
日本がそこそこ苦戦したアイルランドをあれだけ虐殺するニュージーランドって何なんだろう
強すぎる 個々の選手の能力差
パワーとスピードが違いすぎる
とくにパワーやばいだろ
ボールもって片手ふさいでる選手にタックルした日本人が簡単に逆にタックス返しされてふっとんでたんだからw 相手にボール持たせてガシガシ当たって壊しに行く戦術ってあるんだな むしろ一度勝ったのが奇跡なんだから、それは皆が分かってる スコットランドが実質ピークだったよね
直前の練習試合でも南アフリカにはボコボコにされてたから勝てないだろうなとは思ってた人多そう >>12
あの手の○○気味なところに臨機応変に対応できないとTir1では通用しないってことだよ
そのズレで負けたね
大きな差ではないんだけどこの差はなかなか埋まらない
それが世界のトップとの差だから >>48
これ
予選では通じてた選手が通じてなかったね
松島とか吹っ飛ばされてた
ああこれが強豪かぁと ウェールズかフランスならチャンスあった
組み合わせの敗北 南アのロン毛のやついなかったら日本は勝ってたと思う
アイツがゲームをコントロールしてた 何もかも出来なかっただろ、ボールはすぐ取られるし
力も全く相手にならんし何もかもだ 渋谷にバカが集まる理由がなくなって良かったじゃないか。 >>58
これが最後だと、流本人が理解してたんたろうね >>44 試合前から泣いてどうすんだよwとは思った 南アは油断しなかった
南アは日本戦まで1週間あって余裕があった
南アは来日早く環境にも慣れていた
南アは大会直前に日本とテストマッチやっていた なぜ負けたじゃなくて、なぜトーナメントまで行けたかなんだよな
一般的にはグループリーグ突破して当たり前になった感があるので
次のワールドカップは逆にキツイ 南アフリカ代表を揺さぶり防衛線をこじ開けた。
高い弾道のキックへは、各人のスキルで対処した。
今回は立場を逆転させた格好だった。
別の試合を見ていたようだな 特に泣く選手がいた時点で敗けを確信したな。感情のコントロールが出来ていない。 >>66
マンデラ大統領とマットデイモンの映画思い出すなそれ SH流がクソすぎるんだよ
タックルせずに逃げるんだぜ
ボールが目の前に転がって来ても立ってるだけ 日本はとにかく決勝トーナメント進出が目的だったので、プールAの4戦に全力使い果たしてしまった感じだったな。
逆に他の決勝トーナメント進出7国は、決勝トーナメント進出は当たり前って感じで、十分余力を残していた。 にわかに毛が生えた程度の知識しかないがSHの差じゃね?
あと燃え尽きてた。国歌斉唱で泣くなんて、戦う前から負けてたよ。 >>27
サッカーは既にトーナメント進出が3回目だけあって
前回はポーランド戦を捨てて、トーナメント照準にした戦い方をしてるぞ
それでも勝てなかったが そらあ外に出すのは2線級だからだよw
中国卓球だって一番手は外国に出さない 笑ったことない稲垣を笑わせろ!ってバラエティー番組やりそう。
ちょっと観てみたい。 スクラムとかタックル見たら天地の差だったなぁwスタミナに期待したが
最後まで変わらず。でも数字取ったから良かったんじゃないの 「弱いから」の4文字で済む話を
誰も読まない長文でダラダラと書く阿呆ww 国民の皆さん国民の皆さんって代表面してるからじゃね外国人のくせに。
日本ラグビー界とか日本代表とか日本には素晴らしいラグビー選手とか、
なんでこうも必死に日本をアピール出来るんだろう。
もっと強くなりたければもっと外国人入れろよ日の丸付けて(笑) 日本と好勝負したアイルランドに一方的な試合で勝ったNZと好勝負した南ア
まぁ残当 開幕前の南ア戦でも、全然ダメだったもんな。
同じ試合を見てる感じ。 >>1
ファンの多くはずっと万雷の「ニッポン」コールを送り、ノーサイドの瞬間に、緑の芝へ湿った拍手を送った。
この時点で向だと分かる句読点 >>60
そいつがいなかったら別の良い司令塔が出てくるんじゃね 南アにまぐれとはいえ勝っちゃったから
日本=雑魚とは全く思われず
ガチの本気になった南アとやる羽目になったんじゃね 後半完全にへばってたもんな
グループリーグ抜けるので全力を使った
サッカー日本代表も同じようなもんだ 練習風景がにこやかだったからな
まあベスト8のために死に物狂いで頑張ったチーム
本気の世界の壁体験はボーナスみたいな感覚だろな 帰化した外人の人たちですら
あのパワーに全員押し負けしたりボールとられてたからな
その光景みてもう勝てないなこれはと感じた。 スクラムは毎回選手のパンツ持ち上げてた8番見る度に勝てないって思ってた 日本がここまで勝ち進めた理由が
国籍にこだわらずグローバルに練習してきたからじゃないの?
今の日本の組織経営のあるべき姿みたいな気がするけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています