マジョルカのビセンテ・モレノ監督が、MF久保建英に対する期待を語っている。スペイン『カデナ・コペ』が伝えた。

 マジョルカは20日のリーガ・エスパニョーラ第9節、本拠地ソン・モイシュでのレアル・マドリー戦に1-0で勝利。
久保は所属元のチームを相手に後半途中から出場したが、ビハインドを負うレアルの猛攻を受ける状況で、そこまでプレーに絡むことはできなかった。

これまでチーム最大の注目選手である久保について何度も質問を受けながらも、その誠実かつ堅実な人柄でもってあまり多くを語ってこなかったビセンテ・モレノ監督だが、
レアル・マドリー相手に大金星を挙げたこの一戦の直後は違った。この試合では期待に応えられなかった久保が、将来的にレアル・マドリーでプレーする器の選手と断言している。

「彼は素晴らしい選手、じつに見事だ。私たちみんなが彼にとても入れ込んでいるわけだが、しかしまだ18歳であり、
長い目で見なくてはならない。私は近い将来、レアル・マドリーで彼のことを目にできると確信しているんだ」

 久保を先発よりもベンチスタートとすることが多く、そのために反感も買っているビセンテ・モレノ監督ではあるが、
やはりこの日本人FWには大きな期待をかけている様子。だが18歳という年齢も考慮しつつ、慎重に扱っていく考えを示した格好だ。

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