◇ラグビーW杯準々決勝  日本3―26南アフリカ (2019年10月20日 味スタ)

 ラグビーW杯日本大会は20日、準々決勝が行われ、世界ランキング6位の日本代表が同4位の南アフリカ代表と対戦。前半を終えて2点ビハインドと善戦したが、後半に21失点を喫して3―26で敗れ、史上初の4強進出はならなかった。

 前半を3―5と僅差で終え、後半追い上げたい日本だったが、南アフリカが徐々に底力を発揮。立ち上がりの4分、9分にPGで失点すると、23分に後半3本目となるPGを決められ、じわじわと点差を広げられた。さらに同26分、30分と立て続けにトライを決められて勝負あり。南アフリカから金星を挙げた4年前の前回大会の再現とはならず、準々決勝敗退となった。

 ロックでスタメンに名を連ねたトンプソン・ルークは試合後「ちょっとさびしい。このチームは特別だった。負けたのは残念だが、素晴らしい応援があった。感動しました。ありがとうございました」とコメント。

 「1次リーグで4試合に勝った。歴史をつくることができた」と表情は晴れやかだった。