>>1
■ファビアン・バルテズ(元フランス代表GK)
1998 FIFAワールドカップ フランスで守護神として母国を優勝へと導いたバルテズ氏。2008年からモータースポーツの世界に身を投じ、2013年にはフランスGT選手権で優勝。ル・マン24時間レースにも参戦し、好成績を収めている。2016年には元F1ドライバーのオリビエ・パニス氏と共同でレーシングチーム「Panis-Barthez Compétition」を設立し、48歳になった現在もレーサーとして活動を続けている。

■ビセンテ・リザラズ(元フランス代表DF)
バルテズ氏と同じ1998年ワールドカップ優勝メンバーのリザラズ氏も、他競技で実績を残している。現役引退後からブラジリアン柔術に取り組み、2009年にはヨーロッパで開催された大会に出場。「青帯シニア1」というカテゴリーでチャンピオンに輝いた。なお、子どもの頃から家族でマリンスポーツに親しんでおり、サーフィンもかなりの腕前だという。

■ティム・ヴィーゼ(元ドイツ代表GK)
2010 FIFAワールドカップ 南アフリカのドイツ代表メンバーでもあったヴィーゼ氏は、アメリカのプロレス団体「WWE」からオファーを受け、現役引退を決断。プロレスラーの道へ進むと、2016年11月に「ザ・マシーン」とのニックネームでWWEデビューを果たした。見事に勝利を収めたが、その後はチャンスに恵まれず、2017年にはドイツ8部リーグで1日限りの現役復帰を果たした。

■イルハン・マンスズ(元トルコ代表FW)
2002年の日韓ワールドカップで「イルハン王子」としてブレイクし、2004年にはヴィッセル神戸でもプレーしたイルハン氏。現役引退後にテレビ番組の企画でペアスケーティングに挑戦すると、これがキッカケとなってフィギュアスケーターへの転身を決断した。だが、目標としていた2014年のソチオリンピック出場は叶わず、昨年夏にはベシクタシュのコーチとしてサッカー界復帰を果たした。

■イェジー・ドゥデク(元ポーランド代表GK)
リヴァプール在籍時の2004−05シーズンにチャンピオンピオンズリーグ優勝を経験したドゥデク氏は、現役引退後にモータースポーツに挑戦。母国ポーランドの24時間耐久レースに出場したほか、2014年には東欧で開催された大会を1シーズン戦い抜いた。

■アンドレ・ヴィラス・ボアス(現・マルセイユ監督)
日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユのビラス・ボアス監督も、他競技に挑んだ経験を持つ。2017年11月に上海上港の監督を退任したあと、翌年1月に開かれたダカール・ラリーの四輪部門に参戦。トヨタ・ハイラックスに乗って上位進出を目指したが、起伏の激しい砂丘のコースで背中を負傷し、無念の途中棄権となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00990153-soccerk-socc&;p=2