歌手の矢沢永吉(70)が12日、公式サイトで、台風で予定していた自身のライブ中止に対し、メールで届いた苦情に反論コメントを発表。しかしながら13日午後に一度削除したものの再度掲載するなど対応が二転三転している。

 矢沢は12日に予定していた43年ぶりとなる東京・日比谷野外大音楽堂でのスペシャルライブを、台風19号の影響で中止。その“お詫び”として、来場予定だったファンに向け、リハーサルの模様などを動画配信することを発表していた。

 ファンにとっては特別なサービス。ところが、「なぜ台風直撃の時に?ライフライン使って モラル無いですねぇ」などと批判する苦情メールが届いたそうで、矢沢はそのメールを公式サイトで公開。

「君はまぁ言いたいことを好き勝手に書いてくれたもんですね」「僕たちがどれだけ、この43年ぶりの日比谷を成功させたかったか…招待に当選されたファンの皆さんに喜んでもらいたかったか君にわかりますか?」「メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ。」などと怒りまじりに苦言。そのコメントが一度は削除されたものの、再掲載されているのである。

「昔はこういうクレーム的な声は一切無視していた矢沢さんですが、昨年から公式LINEやブログ、インスタなどを始めてSNSでの情報開示に積極的です。NHKの密着ドキュメンタリーが話題になりましたが、バラエティー番組にも出演して気さくな素顔を見せています。新規の若者世代のファン獲得のためにもSNSなどネット世論を意識しているようで、今回はリアルタイムで猛反論したため騒動になってしまいました」(音楽ライター)

 一度は矛を収めるも再掲載とはよほど腹に据えかねたのだろう。先日、古希を迎えた矢沢だが、ハートは熱くたぎっている。

10/16(水) 15:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000033-nkgendai-ent

写真
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