ペレ、プスカシュらに次ぐ史上6人目の快挙
 サッカー史に名を刻んだ稀代のスーパースターが“名言”を残した。

 現地時間10月14日に行なわれたEURO2020予選グループリーグBのウクライナ戦で、ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドは、キャリア通算700ゴール目を決めた。

【動画】賛辞が相次いだC・ロナウドの700ゴールを一挙紹介!

 2点のビハインドを追っていた72分にPKを沈めたC・ロナウドは、2002年にスタートさせたプロキャリアで積み上げてきたゴールを大台に乗せ、ヨーゼフ・ビカン(805ゴール)、ペレ(779点)、ロマーリオ(748点)、フェレンツ・プスカシュ(709点)、ゲルト・ミュラー(701点)に続く、史上6人目の快挙を達成した。

 試合後、C・ロナウドはメディアの取材に応じ、自身のゴール記録達成を次のように振り返った。

「僕の記録がいくつあるか? それは僕も分からないよ。今、この瞬間を楽しんで、この記録に到達することを助けてくれた人たちに感謝しなければならない」

 さらに現代サッカー界屈指のスーパースターは、自らの記録達成について、自信を感じさせる言葉で、こう表現した。

「誰もが辿り着ける記録ではないことは分かってる。ただ、記録そのものが自然とやってくるんだ。僕が追い求めたことはない。記録が僕のことを追い求めてくるのさ」

 ちなみに代表通算得点を「95」に伸ばしたC・ロナウドは、元イラン代表FWアリ・ダエイの持つ代表通算世界最多ゴール(105)も射程圏内に捉えており、現在のペースで得点を重ねることができれば、来年には世界記録を打ち立てる可能性も十分にありえそうだ。

 34歳となってベテランの領域に達しているC・ロナウドだが、そのパフォーマンスにいまだ陰りは見られない。

 なお、C・ロナウドの全得点の内訳は、以下の通りだ。

スポルティング:5ゴール(31試合)
マンチェスター・ユナイテッド:118ゴール(292試合)
レアル・マドリー:450ゴール(438試合)
ユベントス:32ゴール(51試合)
ポルトガル代表:95ゴール(162試合)

右足:442ゴール
左足:129ゴール
ヘディング:127ゴール
その他:2ゴール

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