https://hochi.news/articles/20191015-OHT1T50285.html
2019年10月16日 6時0分スポーツ報知

 ラグビー日本代表がW杯で史上初の8強進出を決め、ラグビー熱が高まる中、多くの“ラグビーソング”がチャートをにぎわせている。

 7月期に放送された、社会人ラグビー部を描いたTBS系「ノーサイド・ゲーム」(大泉洋主演)の主題歌で米津玄師(28)が歌う「馬と鹿」。8月に配信スタートし、オリコン週間デジタルシングルランキングで初登場から8週連続1位を記録した。ドラマ終了後の現在でも、ラグビー関連のニュースや会場で同曲が流れることが多く根強い人気が続く。

 日本代表の福岡堅樹はツイッターで米津に向け「いつもありがとうございます!本当に力をもらっています」とコメントするなど、日本代表の躍進の源にもなっていることもあってか、W杯開幕の9月20日から10月15日までのYouTubeのMV再生回数が1500万再生を突破。昨年、社会現象を巻き起こした「Lemon」に引けを取らないヒットを記録している。

 平均視聴率39・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)のスコットランド戦で繰り返し放送されたリポビタンDの日本代表応援CMソングで、B’zの歌う「兵(つわもの)、走る」は6月に配信スタート。泥まみれになり走り続ける選手の姿に、畏敬の念を抱いて制作されたもので、ロシア戦後に10位、サモア戦後に3位と日本が勝利をあげるたびに上昇した。15日の「iTunes」の急上昇ランキングで1位をマーク。2位は米津の「馬と鹿」になり、ラグビーソングがワンツーを独占した。

 俳優の山下真司(67)主演で80年代にラグビーブームを巻き起こしたTBS系連続ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌で麻倉未稀(59)が歌う「ヒーロー」は、ストリーミングサービス「Spotify」で通常時より3倍の再生回数を突破する人気ぶり。9月に発売された同ドラマのDVD Boxについて販売元のキングレコード関係者は「当社にも店舗にも多くの問い合わせをいただいています」と注文が殺到しているという。