ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦の日本対スコットランドが行われ、日本が28-21で勝利し、
史上初の決勝トーナメント進出を決めた。敗れたスコットランドは2大会ぶりにベスト8入りを逃して終戦。
主将のSHグレイグ・レイドローは、試合後に代表引退を示唆した。海外メディアが報じている。

日本の快挙に沸く今大会。敗れたスコットランドはW杯を去る。その中で同国の主将が決断を下そうとしている。
英紙「デイリー・メール」電子版は「『離れて考えるつもり』グレイグ・レイドローがW杯ホスト国・日本戦の敗退後に
代表引退を検討」の見出しで報道。「スコットランド代表でのキャリアを継続するかどうか再考する決意をしたことを
認めた」と記している。

試合後の取材に応じたレイドロー。「離れて考えるつもりだ。今夜は仲間と一緒に過ごすから、今夜は自分個人についての日じゃない。
離れて話さねばならない人たちと話し、そこから決断する」と、同紙はコメントを掲載している。

世界屈指のSHとして活躍してきた34歳は、冷静な判断力から生まれる巧みなゲームメークでスコットランドを牽引。
今大会はパスだけでなく、3試合の出場で1トライを決めたほか、コンバージョン4、ペナルティゴール2と成功率100%の
キックで計19得点と活躍した。日本に負ければ敗退となる一戦でも先発として日本を脅かしたが、14点を追う後半12分に交代。
敗北後はフィールドで涙を流し、悔しさを滲ませながらも「何より日本が素晴らしかった」と紳士的な態度で敵を称えていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191014-00088546-theanswer-spo

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