人気俳優のムロツヨシ(43)が、11月9日放送のフジテレビ系「世にも奇妙な物語’19秋の特別編」(後9・0)のオリジナル作品「コールドスリープ」で初主演することが10日、分かった。

 ムロは、2015年11月放送の「世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP傑作復活編」以来4年ぶりの出演となるが、主演は初めて。「24年前に役者という道を選び、43歳で夢をかなえることができました」と
大喜びしている。

 ドラマでは“ITの風雲児”“未来を創造する男”と称される社長役の藤田吾郎を演じる。

 《一人息子がいて、事業でも成功をおさめた藤田は幼い頃からの夢である日本人初の宇宙旅行を実現させようとしていた。しかし、数週間前に治療法のない病気と診断され、余命3カ月の宣告を周囲は受けていた。
ある日、不思議なカプセルの前に立つ藤田。それは、生物を生きたまま低温状態で保存し、組織の老化を防ぐ“コールドスリープ”という機械だった。入ると、最大50年冬眠ができて、途中4回まで覚醒することができるという。
いちるの望みをかけて冬眠に入る藤田だが…》

 内容について「ちょっと日常的で、ちょっと非日常なところがおもしろくてやりがいがあった」というムロだが、“コールドスリープ”は「僕はおそらく選ばないと思う。僕は一回止めるよりも、ここまできたら受け入れちゃう。
もし(病気を)宣告されたときに家族などがいたら変わるかもしれないが、今の僕では考えられない」と話す。

 視聴者には「悲しい? 怖い? 不可思議? コミカル? どんな話なのか? 見て確認して感想をどこかで聞かせていただけたらうれしい」とメッセージを投げかけていた。

サンスポ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000535-sanspo-ent
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