日本代表は10日にカタールワールドカップのアジア2次予選でモンゴル代表と対戦する。

3月以来の招集となった鎌田大地は、ドイツでの活躍が認められの選出となった。
昨季はベルギー1部のシント=トロイデンVVで公式戦16得点を挙げ、レンタル元のフランクフルトに復帰。
今季はブンデスリーガの名門クラブで、すでに公式戦16試合に出場している。

「フランクフルトに行って、昨季よりも僕自身はすごく成長できていると思う。
でも、根本的には僕自身あんまり変わっていないと思うので、
そこまで昨季と大きな違いは出せるかわからないですけど、自分が感じていない中でもいろいろ成長している部分は多いと思う。
球際の部分だったり、ボールを扱う部分はより一層、できるようにはなっているのかなと思います」

フランクフルトでの立場は大きく変わった。「(ドイツでの)1年目の時は自分がチームで出ra
れているというイメージはつかなかった」というところから、「精神的な部分では普通に何も感じず」プレーできるようになった。
そういった内面的な成長は「見えてないけどすごく大きいこと」と鎌田は語る。

昨季のシント=トロイデンVVでの経験が、鎌田に自信をもたらしているのは間違いない。
「得点はすごく気にしていますけど、そんなにストライカーみたいにポンポン点を取れる選手じゃないと思う。
中盤の割に得点が狙えるという感じだと思う」とはいうが、やはりさらなる成長のために重要なのは得点に絡む活躍だ。

「昨季はちょっとリーグ(のレベル)が落ちて、得点を取らないと上に上がれないと思っていたので、そこにはすごくこだわっていて、
(点を)取れましたけど、ドイツというしっかり土台のあるリーグに今はいるので、得点以外の部分も今は評価されていると思うし、
今のプレーに得点がつけばもっと自分自身も変わってくると思う」

今季、フランクフルトで奪った得点は国内カップ戦での1つのみ。アシストもリーグ戦とヨーロッパリーグ予選での1つずつ、計2つ。
「あれだけ選手層が厚い中で試合に出れてるっていうのはそういうこと」と、得点以外の局面でのプレーが評価されていることは理解しつつも、
やはり今後も継続的に出場を重ねるには目に見える結果を出し続けることも重要になるだろう。

まだまだ満足のいく数字とは言えないだけに「僕自身もプレー内容自体、今季はそんなに悪くないと思っているので、あとは得点だけかなと思います」と鎌田は言う。
10日のモンゴル戦と15日のタジキスタン戦、日本代表として挑む2試合でゴールネットを揺らし、フランクフルトでの日々に弾みをつけたいところだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191010-00342059-footballc-socc
10/10(木) 6:30配信