ミランは8日、マルコ・ジャンパオロ監督(52)の解任を発表した。就任から111日での解任はクラブ史上最短とのことだ。

昨シーズン限りでミランを退任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後任として、今年6月に就任したジャンパオロ監督。エンポリやサンプドリアで評価を高め、ロッソネリの指揮官の座を勝ち取ったものの、チームはここまでセリエA3勝4敗と低迷。直近のジェノア戦の勝利で3連敗から脱したが、内容は芳しくなく、不満の声が募っていた。

イタリア『スカイ』によれば、後任には昨季までインテルを率いていたルチアーノ・スパレッティ氏の名が挙がっていたが、2021年まで残っていたインテルとの契約を巡る違約金の関係で合意には至らず、ステファノ・ピオリ氏(53)を招へいする方向とのことだ。

ピオリ氏はこれまでボローニャやラツィオ、インテルで手腕を振るい、直近では2017年夏から2年間フィオレンティーナで指揮を執っていたが、今年4月に突如辞任を発表していた。

ただ、ミラニスタからはインテルで結果を残せなかったピオリ氏の就任をSNS上で反対する声が上がっているとのことだ。

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