第145回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第145回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第14日は10月7日、
鹿児島市の平和リース(県立鴨池)球場で準決勝2試合があり鹿児島城西と鹿児島実が九州大会(10月19―24日・佐賀)出場を勝ち取った。

鹿児島城西と枕崎。南薩地区を代表する強豪同士の対決は中盤までは緊迫した接戦を繰り広げたが、
鹿児島城西が7回裏に一気に畳みかけ、枕崎に8対1で7回コールド勝ちし、8季ぶり12回目の九州大会出場を決めた。

まず1回裏、鹿児島城西は1番・林誠人(1年)がヒットで出塁し、2番・乗田元気(1年)が左中間を破る二塁打を放って先制する。
初球のスライダーを大きく空振りした乗田だったが「同じボールを続ける傾向がある」というバッテリーの配球のデータを思い出し、
3球目のスライダーを「神村学園戦のホームランと同じように、しっかり踏み込んで打てた」と振り返った。

準々決勝・樟南戦で14回、199球の完投勝利を挙げた枕崎のエース前野天星(2年)は、
先制を許したものの外角低めを中心とした出し入れが随所に威力を発揮し、2回以降は追加点を許さなかった。

5回、鹿児島城西は3番・板敷政吾(1年)のセンター前タイムリーで待望の追加点を挙げたが、
6回表、枕崎は4番・原田夏輝(2年)のレフト前タイムリーで再び1点差とする。

鹿児島商、鹿児島玉龍、樟南と名だたる強豪を後半逆転勝利で下してきた枕崎の本領発揮かと思われたが、
鹿児島城西は7回裏、2番・乗田のレフトオーバー二塁打を皮切りに、集中打を浴びせ、一挙6点を奪い、コールド勝ちした。

鹿児島城西は攻守がガッチリかみ合い、4年ぶりとなる秋の九州大会出場を勝ち取った。
佐々木誠監督は「1年生が活躍し、2年生バッテリーが抑える。良い勝ち方ができた」と喜んだ。

スタメンに5人の1年生が名を連ねる。中でも2番、遊撃手・乗田元気の攻守に渡る活躍が目覚ましかった。
3回戦・神村学園戦では決勝3ランを放つなど、今大会好調の乗田は、打では初回に先制のセンターオーバー二塁打を放つなど2安打2打点。
守備では6度あった守備機会をノーミスでこなした。

中でも7回表は好守でチームを勢いづけた。二死二塁。三塁手・長隆稀(1年)のエラーで出した走者だった。
9番・大西将斗(2年)の打球は遊撃手後方に落ちそうな難しい打球だったが「何が何でも捕る!」意気込みで乗田が見事に捕球し、ピンチを脱した。
「『やられた!』と思ったけれども、乗田が良くとってくれた。守備範囲が本当に広くて、ありがたい」と長は感謝した。

その裏、「この回で決める!」と名誉挽回を期す先頭の9番・長が狙っていた初球の直球をレフト前に弾き返す。
2番・乗田のレフトオーバー二塁打で得点の口火を切ると、6番・田代優晟、7番・原田高光の2年生にもタイムリーが続き、
最後は代打・古市龍輝主将(2年)がとどめのライトオーバー二塁打を放って、長の「予言」通り、一気に勝負を決めた。

八方悠介、前野将輝の右腕2本柱と池山聖悟の2年生バッテリーがチームをけん引し、
乗田、長、林、板敷ら打力のある1年生が攻撃、守備の両面で活躍して、4年ぶりの九州大会出場を勝ち取った。

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10/8(火) 7:00配信高校野球ドットコム

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ダイエー・佐々木誠のホームラン

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南海・佐々木誠のホームラン